本年最後のお稽古 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

一年もあっという間です。昨日「今年も宜しくお願いいたします」とご挨拶したつもりが、もう「本年もありがとうございます」なんですね。

今年最後のお稽古は、

何故か『越後獅子』の太鼓と『梅の栄』の太鼓。

とにかく弾まない。平らに平らに打つというのが課題です。
ついつい、調子が良く成ると弾んじゃうのですよね。いつまでたってもお転婆な幼子のようです。困ったものです。


『梅の栄』はとにかく合口が悪くて打っていると不快になります。特に、苦手な長地のところが摩擦が大きく、何もこんなところで・・・と思います。まだまだ頭の中で手を追っているので、掛け声も不十分。なのに、こんなところで最も不快になるのですもの。分からなくなります。
とにかく最後まで行きましたが、

やっぱりあまり出てこない

「(太鼓の)長地」とか「乱れ」とか、突然出てくると「うんと~ォ」と考えてしまう。

 

今年はいくつかの舞台を体験いたしました。初の作調まがいの事もいたしました。

どんな舞台でも

「演奏する責任」が生じている覚悟でどの舞台も臨んでいるつもりです。

が、まだまだ自分の思った以上に未熟なんですよね。今年は許容量を超えた演奏の機会もあって、その未熟さが大暴露されてしまいました。

恥ずかしい以上に、本当に申し訳ない気分で一杯です。が、失敗は成功を導くではありませんが、自分の弱点を知る事が出来て、明日に向けての課題がわかり、良い体験ができたと思います。本当に出会いに感謝、感謝でございます。

 

さて、来年は『梅の栄』で新年のお稽古を迎える予定です。

酉年らしく曲。

師匠は、小鼓のお稽古をしたという記憶があるようですが、

私は絶対に、このブログに記録しているので・・・。過去を検索しても、太鼓のお稽古情報がないので、小鼓は今回がお初。まだ、お初の曲があってよかったです。

牛歩のような成長なのですが、

まだまだ人生は長い(?)

来年もがんばるぞ(^^♪

年々、体力的な衰えを感じますが、体調を整え頑張りたいと思います。

 

なんか、以前は「モンスター」と呼ばれた患者やその家族が通常化していて、求められていることが多すぎ。それも、昔では考えられないニーズですからね。が、モンスターを上回るモンスターがいますから・・・。将来を考えると恐ろしい。

どう見ても、お口からものを食べるのが難しい状況の患者さん。ご家族は「経口的に少しでも食べさせてほしい」とか、危篤状態で小康状態なのに「もう治ったんですよね」とチンプンカンプンな理解を示すご家族とか・・・

本当に、精神的に常にゲッソリ。日々、本当に疲れます。

今こそ、仕事とお稽古の両立の処し方。それが課題となっています。