長唄囃子演奏会@日本橋公会堂 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

藤舎千穂氏の主催。千穂氏のお母様の没後三年の追善の会(神道らしく、三年祭追善でしたが)に行ってまいりました。
今日は日勤で、仕事が終わってからでしたので、最後の四曲を拝聴した感じでした。
千穂氏とは色々ご縁のある方です。
そのお母様とは直接には存じ上げませんが、ご縁のある方でしたし・・・。

大皮の師匠が亡くなった時、姉弟子にお手伝いにいらっしゃった彼女と一緒にお遣いを頼まれて、その目的のものにたどり着けずに放浪の旅をしたことがありました。たぶん、彼女は忘れちゃっていると思いますが・・・。
その時に亡き師匠の話を色々いたしました。あの数時間がとっても良い思い出です。
だから、、、なのかな?!「藤舎」という流派がとても近い感じに思えて、また、彼女の魅力に触れて、また彼女に出会いたくて、それでブランク10年で今の師匠に入門した気がします。

『二人椀久』
長唄を愛する旦那衆。こういう味わいのある出し物は素敵です。
確かに長唄としては「???」だと思いますが、

「好きなんだろうな」というのがしみじみ感じられます。自己表現の空間。周りはちょいと大変ですが、拝聴していてほほえましいです。

 

『紀州道成寺』

会主様の伯母さまの演奏でした。ご高齢なのに、この大曲を打ちきれるのがすごいです。
また、掛け声が微妙に色気があって素敵でした。

『賎機帯』

追善の曲としての出し物でした。お家元の『賎機帯』というと風の一調を期待してしまいますが、今回はノーマル。
今度、この曲の脇小鼓のお手伝いがあって、超ガン見!けっこう脇の打つところが多いようで・・・。頑張。
お家元のわざとすかしたような微妙な乙の音・・・。素敵です。
しかし、私がやると、単にスカッた感じになってしまうのです。表現力とか、色々なのでしょうね。

 

『色彩間苅豆-かさね-』

坂東のお家元の踊りでした。超熱演に感動。来てよかった♪

大太鼓は何度かお世話になっている、藤舎流の憧れの女流演奏家さんです。
彼女は千穂氏のお弟子さん。
心のこもった大太鼓。とても情景にあった迫力のある大太鼓。

凄いなぁと、ますます尊敬。

良い舞台を拝聴できました。

 

やや、体調悪く、
極秘であの場所にいたかったのですが、内幸町メンバーのりん様にあってしまいました。

不愛想でごめんなさいでした。

心身困憊・・・。やっとの思いでたどり着きましたから・・・。
心神喪失というか、ぜんぜん頭が回らずボーという感じ。
最近、「仕事のち」が何もかもきつくなってきました。

年齢。いやいや、患者さんの内容が、近頃濃くなっています。
私が入職した頃は、

「選べる」だったみたいですが、最近は反対のようです。
そういう時って、面倒見切れないような人も見境なくですから、

そりゃ大変です。

需要は高い業界なのですが、競争率は激しそうですものね。
弱肉強食。

 

げっそり状態でたどり着きましたが、目的の演奏を拝聴出来て、明日の活力となりました。

ありがとうございます。

 

改めて、
藤舎千穂様。本日はおめでとうございました。

           お通夜でちょっとつまめるお弁当を探し求めてをご一緒した冬雪より