今日は歌舞伎座鑑賞。
新しい歌舞伎座になって初めての観劇です。
今月二十日が母の誕生日。傘寿を迎えた母の誕生日祝い。
どれに行こうか・・・迷いませんでした。
絶対に『土蜘蛛』が観たい。
で、このプログラムのチケットをゲットしました。
いやいや、楽しかったです。
『土蜘蛛』はオールスターという感じ。
勘三郎丈の二番目のお孫さんの初舞台。かわいかった♪
団子ちゃんも、少し大きくなって、
ちょっと美味しい役だったし^^
この演目。中村橋之助丈が橋之助として歌舞伎座で演ずる最後の舞台だったんですね。
という事で四天王を演じた三人の息子も、その名でこの舞台に立つのは最後なのですね。
合狂言で故勘三郎の二番目のお孫さんのデビュー。
父である勘九郎丈・猿之助丈・巳之助丈そして、巫女を演じる児太郎。
番卒を演じる三人。
夫々の個性が出る踊りで面白かった。
『廓噺山名屋浦里』
浦里は花魁の名前である。
鶴瓶氏の新作落語を歌舞伎化したものらしい。
いやいや、七之助丈の花魁姿にうっとりでした。
ラストシーンの花魁道中は必見。
とにかく豪華でした。
ところで、
中国・韓国の時代ドラマファンの私。
一つ違いに気が付きました。
日本の遊女や芸者は客の一歩後ろに控えて接客する。
が、
華や韓は客と横並び。
日本人の女の奥ゆかしさを感じた。
けっこう、あちらの国の女性。
儒教国で女性蔑視されながら、女性の自己主張が強い国という感想。
日本女性として、
「どこが蔑視されているの?」と思ってしまう。
確かに、韓流の時代韓劇なんて観ていると、「この女ごときが」という言動があるけれど、
差別されているのに、向こうの女性は負けていない。
一つ言われれば、百は返しているように思う。
日本の時代劇にそういう風景は滅多にないなぁ。
お初の新歌舞伎座。
施設的には、お楽しみの劇場内のお土産屋さんの縮小に今一つと思った。
休憩時間がつまらない。
歌舞伎のお囃子の田中流は、うちとはぜんぜん違うので頭がカチャカチャ。
しかし、歌舞伎のヒシギって・・・
超特大のヒシギに聴いている方が呼吸困難になりそうだった。
さて、次回はいつ行けるかしら?
歌舞伎は楽しいね♪