自分の為でなく、人の為に休みなさい | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今年は流行が遅かったですが、

インフルエンザは今年も流行っています。予防接種をしていても罹る人は罹る。ただ、予防接種をしていると症状が軽いとか。今年はA型が主流のようだけれど、B型もあるようで、下手をするとどちらも感染しちゃう人がいるそうです。


医療従事者というのは、免疫力のない患者さんに接するので、インフルエンザなどに罹ったら有無もなく出勤停止になります。が・・・病院の都合で出勤停止になるわけですから病院が給料保障をするべきと思うのですが、なぜか自分の公休なり有給なりを使用して休みます。「自分の休暇を使ってまで休みたくありません」と言われたらどうするのかしら。

先日、同僚たちと話していたのですが、一般の方々のインフルエンザの認識があまりにお気軽な感じがする。

風邪とインフルエンザは全然違うのに、同じと思っている人が多い。

だから、仕事の忙しい時期に休めない。無理してでも出勤する。それが美徳という感じなところがある。

上司も熱があっても出社するのが当たり前と思っているふしがある。

しかし、インフルエンザの感染力はすごいです。インフルエンザの辛い症状を我慢して出社するのは良いですが、その人が一日、あちらこちらにウィルスをまき散らしているのです。

インフルエンザに罹らなくてもよい人が、そんな人のためにインフルエンザに罹ってしまうのです。

はっきり言って迷惑。


顔を真っ赤にして、目をウルウルさせてマスクをして辛そうに電車に乗っている人がいますが、

そんな人に電車に乗ってほしくないですね。歩いて出社して下さい。

電車とかバスはある意味密閉されているし、本当に迷惑です。


あなたが熱があって辛いから仕事や学校を休むのではなく、他の人にインフルエンザをうつしてしまうといけないから休むのです。


インフルエンザは発症前~発症後三日から七日ウィルスを排出しているのですね。

発症前は仕方がないですが、学校保健安全法では「発症後五日間は経過し、かつ解熱後二日を過ぎるまで出席停止」とされています。大人も同じくらい休んでほしいものです。

自分のためでなく、他人のため。休んでください。