十月一回目のお稽古 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

帯状疱疹に見舞われた月初め。やっと落ち着いて(^^♪

仕事も復帰したし、お稽古も復帰。

が、帯状疱疹と診断されるちょっと前から体調不良。

「私ってうつ病」と思うほど、もうグッタリの日々が続いて、そのために日々の練習がままならなかったのだ。

もともと、何よりもお囃子が大事思考能力なので、それができないとなると“負の連鎖”。そして、やっぱり体調が悪かった証明に帯状疱疹になりました。

という事で、体力的にも、気力的にも楽器を持つことが難しい日々が半月以上も続いたので、

再び初心者にもどってしまったのである。すみません。また、一からやり直しカモ・・・(涙)

筋肉って本当におバカですから、三日以上練習をしなければ元の木阿弥になるのさ。

しかし、本当の初心者の頃は、筋肉の成長とともに、耳の成長がある。でも、耳の成長がある現在というのは、思うようにできないストレスが大きい。はあ~ァ困ったものだ。

そうそう、有名な演奏家の先生も同じ病気な罹ったらしい。それも顔・・・目・・・。痛みが激しくて入院。そして薬物療法。そして、その副作用が記憶の欠損とか。入院したことを覚えていない・・・。そんな事ってあるかな?たぶん、聞いた感じで、薬物もさることながら、環境等の変化による、一過性の認知症の出現・・・だと思う。高齢の方にはよくある事。また、心理学的にも、病気・入院などといったストレスを解決する上で自己防御のために記憶を失わさせる反応があると習った気がします。きっとその方にとって、病気や入院がものすごいストレスを生じていたのではないでしょうか。

私は使いませんでしたが、帯状疱疹の時にリリカという薬を使う事があるらしい。その副作用に失見当識というのが書いてあったなぁ・・・。まあ、どちらにしても病気って怖いですね。



久々のお稽古。

小鼓は『鶴亀』でした。超初心者の曲。いきなり「覚えている?」で決まった曲。

なんとなく覚えているけれど、苦手なところは苦手なまま。できないだろうという部分が脳裏をかすんでいく。だから「できます」とは言えませんでした。

やっぱり、危ういところは危うかった。

この曲の太鼓はとにかく、太鼓が先行で、太鼓頼りでできる曲という事を今更気が付いた。楽のところなんて難しいですよね。

太鼓は『大原女』でした。

一応は練習したけれど・・・。やっぱり打ち込みが足りない。また、演出面で、師匠と全然違って「ああ、先日のお稽古で盗めなかった」という私にショック。急に修正してもぎこちないばかりなり。

「正確に打つ」事に神経を使いすぎ。はじめの「天」さえやっておけばどうでもいいのに・・・というところを「すべて真面目に打とうとするからかえってぎこちなくなる」。

いつも注意されているところ・・・。またまた注意を受けた。全く進歩のない自分に・・・涙・・・涙。結局、反省がないのだな。