七月二回目のお稽古@また引いてしまった・・・春秋 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。


写真はクレオメ。つまり風蝶草。大好きな花の一つである。

たまたま、バス停近くに咲いているのを発見♪見逃さない私は、写真を一枚^^


さて、お囃子のお稽古。

・・・

今日から、難曲十曲のかるた取りだ。

締め太鼓のお稽古で引いたのは、またまた『春秋』であった。

あの曲は地方さんによってのところがあるので注意が必要のようだ。

そうそう、習った手組で美学の音源に合わせて「全然合わない」経験をついこの間した。

ここを省いて、これを省いて・・・。

実際に演奏するって、本当に怖い事だとつくづく思う。

普通は同じ流派同士で並んで、お囃子もお付き合いの古いところで・・・。

こういうケースでは、当然の如くだから全然困らないだろうけれど、

今は、色々な流派が混合でやったりしますから・・・。きっとスリル満点なのでしょうね。

それを思うとプロって、本当にすごいと思います。

先日、小鼓のお稽古としてやった時に、師匠は「そうか、、、」と何かを解明したようですが・・・。しかし、改めて本日太鼓のお稽古をして「やっぱり大小をあてにするのは危険。。。大小が落ちたらおしまいだもんな」と・・・。

確かにです^^


小鼓は『娘七種』を引いてしまった。

この曲。けっこう大皮でしごかれた曲。けっこう二、三度お打ち初めとか浴衣会で打った気がする。

だから、いつも亡くなった師匠の声が聞こえるんですよね。

ただ、一部、藤舎流と違う部分があって、ボーとして打っていると一般バージョンになってしまうので、非常に緊張する曲として位置付けている曲なのです。

まあ、お囃子の世界は混合でチームを組む事が多いので、どちらのバージョンも覚えているのが良い事と思えますが・・・。

しかし、きちっと自分の流派の手を把握する事は最優先の事です。

藤舎流なのに、望月の手しか分からないのは・・・絶対にダメな事だと思います。


来週の火曜日は、お家元主催の研究会。本当に楽しみです。

お家元の小鼓が私にとってのお手本です。目指すゴール。という事で『賎機帯』は超楽しみです。