東音のつどいに行ってきました | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

東音会に所属する方々が集まって、お弟子さんのお浚い会♪華々しいです。

たまたま、プログラムを入手していて、知人が出し物をする事を知った私。師匠も仕事で行っていらっしゃるので、「絶対に行きたい♪」という事で希望休を取って行きました。おかげ様で、前日のお稽古の日も希望で休みにするつもりでしたが、何故か三人も連休希望の人がいたので、いつも我儘を言っている私は遠慮して「明け」、「休み」という希望にしたのでした。けっこう気をつかっているのでございます。


知人は『俄獅子』のタテ唄。さすが上手!大拍手♪偶然師匠も太鼓で載っていらっしゃって勉強になりました。

幕開きから35番・・・。何番かパスしましたが、ほぼ全部を鑑賞。楽しかったけれど疲れました。

皆様、日頃の成果を発揮して素晴らしい演奏でした。

いやいや、三味線については、どこの流派もお弟子さんというのはこんなものだよねと思いますが、東音の唄のお弟子さん方は上手くはないですが素敵だなと思いました。

特に、男性のお弟子さん方。上手ではないのですが、素敵だなという感想を持ちました。

どこか歪なのですが、つい耳を傾けたくなる何かがあるんですよね。

きっと、色々とお遊びさけている御大尽の方が多いのかも。いやいや新発見♪


今日は同じ曲が何曲も出て笑えた。

『喜撰』。人間国宝様、我が師匠、望月のベテランの演奏家さんと3人の演奏を聴く。もちろん地方は別々。

きっとたぶん、最後の望月の方が一番得だったと思う。なぜなら、三味線が全部プロでした。

喜撰の居直りは難しい。特に素人・・・あの部分は大変難しいと思う。私もお囃子を習っている癖にきっとお囃子さんを振り回す三味線を弾いてしまうと思います。


こういう大きいお浚い会は時間制限が厳しいので、抜き差しが難しいですよね。

なんか、お囃子的には「そこで、そこに飛ぶの?!」というところがあって、絶対にそれは辞めて欲しい。

特にトッタンものって意味あってのものだから、トッタンの途中でスタートとか・・・いただけない。

もう少しお囃子に優しい抜き差しを考えて欲しいなと思う・・・お囃子初心者でした。何故初心者かというと、私があそこに座っていたら「できない」からです。スタートできても、頭ガチャガチャで続きません。


プロが凄いのは「出来ない」を言わない事です。

名取に成りましたが、私はまだまだ無理。この部分が克服されなければ、私はいつまでたっても初心者です。・・・困ったものだ^^