やっと私にとってお正月です | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

本年は元旦がお休みでしたが、前日が早番で、翌日が日勤、その次が夜勤と・・・
何か忙しない日々だったので、ぜんぜんお正月気分ではなかった。
ついでに、仕事はじめ(?!)の二日。昨年年末より風邪っぽいのは知っていたのですが、なんと仕事後、夕食を食べて稽古を済ませてのんびりタイムを楽しんでいたら、

いきなり

「ねえ、38.7度も熱がある」と言いだして、

えっ!インフル?それとも肺炎・・・?何だかんだ、私の母ですから高齢です。

とにかく長生きして貰わないと困りますので、こういうのは超焦るのです。

まったく、正月休みの夜に辞めて下さい。(と言いつつ、私もこういう間の悪い時に病気になる子どもでした。親子ともども同類です)

まずは、夜間診療をやっている保健所に電話するけれど繋がらず、当番の病院に電話する。

が、高い熱があると「インフル」が念頭にあるためか、遠回しに診療が断られる事があるのですよね。

この病院、准看護師の学生時代に勤めていた、教会系の病院なのですが、ちょいと地域では持ち上げられている病院なので高ピーなのです。発せられる言葉は優しいのですが、断り上手。何度か、急病ですがった事があるのですが。。。いつもていよく断られる経験あり。あの病院らしい。「信ずるもののみ救われる」のがキリストさんですが、まさにその通り。邪教のものに救いの手はない。

「今日は外科の先生しかいないので」・・・。

まさに熱発の患者は診られない大義名分です。でも、小児とは違うので「診察できない」理由にはならない。

そんな対応しかできないのだったら、当番医の看板を持つ資格がないと私は思う。

どこの病院も伝染病は嫌いです。私もはっきり言って嫌いです。

しかし、私の手は神の手なのか?

何度掛けても通じない保健所に、私の携帯で繋がった。受診の承諾を受けて・・・。

さらさら、母に同行の意志はなかったのですが、

「心細い」という甘えっこの母。しかたないので同伴したけれど、

インフルの巣窟のような環境に、医療従事者である私は仕事でもないのに入るのは遠慮したい。

私は、いつも安全圏に待機。
遠くから母を観察。マスクエチケットに欠けている患者のそばに平気な顔をして座っている無神経な母に「インフルっぽい患者のそばにいちゃいけない。誰もいないところに座りなさい」と指導する私でした。

医療従事者というのは、自分が宿主、伝番役になってはいけないので、家族も伝染病になってしまう事が望ましくない。

・・・回りのほとんどがインフルエンザだと思うのですが、幸運な事に母はインフルマイナスでした。

うちの一族。インフルに罹患した家族。私が生誕して私含め一人もいない。インフルに嫌われている私たちです。よって「当たり前」と思う私もいました。

一応、肺炎予防の抗生剤を頂戴して家路に。

はあ。。。翌日、夜勤でよかった。呑み直し♪


三日は今年初夜勤。元旦から続けてステルベンがあって、尚も重症を抱える夜勤でしたが、何か静かでしたね。ある意味ラッキーな夜勤でした。

そして、静かでも疲れる夜勤が明けて、

ようやく三連休♪やっとお正月を迎えるという感じですね。

今年は福袋も買えなかったし・・・。とっても残念な新年でしたけれど、明日からお休み♪嬉しいです。