七月最後のお稽古@獅子と五郎と狂女 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

久しぶりにお休みの日がお稽古に。

本当は、先日のお浚いの日がお稽古日だったのですが、今日に振り替えていただいたのです。

と言う事で、久々に浴衣を着てお稽古に伺う事ができました。


太鼓は本日から二月の会に向けてのお稽古で『勝三郎連獅子』。

まだ、抜き差しについて伺っていないのですが、一応全部やっておかないとという事で、今回は乱序入りでお稽古していただくようにお願いした。

乱序みたいなものは“呼吸”のものですから、お稽古ではあまり教えていただけるものではない。

・・・というより、教えにくいものなのだそうだ。

“呼吸”のものですから、自分のパートさえ出来ていればいい訳でなく、他の楽器と調和できる事が大切なのかも知れません。

・・・はあ・・・

大丈夫か自分!

勝連の太鼓は後半ちょっとしかないけれど、けっこうペース配分が難しいようです。

乱序はとにかく気合いが求められるので、下手をすると狂いの手前で体力の限界になってしまう事があるようです。

今まで、『鏡獅子』、『蜘蛛の拍子舞』と大曲の小鼓を打つ機会がありました。その度に「ペース配分」が自分の課題になっていたことを思い出しました。

けっこう「当たり前じゃん!」と思うのですが、しかし、実は実はペースを計算して配分するって難しい事だと思います。


さて、小鼓はババ抜き稽古。今日は新たにカードを引く日でした。

『五郎』を引きました。けっこう耳にあるのでラッキーと思いつつ、よいしょよいしょが忘れている。

たかが『五郎』、されど『五郎』だなぁ。

『五郎』のセリの合方は、ほとんど一般バージョンと一緒なのだが、最後がうちだけ違うのですよね。

が。。。一般バージョンが耳についていて、

「あれ?うちの手ってなんだっけ」と思い出せなかった。ああ、情けないなぁ。

さて、『五郎』はけっこうサクサク終わって、次に引いたのが『賎機帯』。なんという格差!

「最初はなんでしょう」と問われて、「翔り」と即答できました。しかし、さてさて、その中身・・・打ち放し、キザミ、ヌキ・・・何だっけ?!状態。困ったものです。

次に「この序の舞は一鎖多いけれど、その一鎖をどうしますか?」

「えっ!」・・・改めて質問されると分からないものだ。


さて、こんな感じの私ですから、スラスラは進みません。

結局、前半ちょびっとでタイムオーバー。お持ち帰りです。ちょっとルンルン♪


それにしても、暑い暑い昼間でした。ゲリラ豪雨に見舞われず帰宅で来て良かったです。