五月二回目のお稽古@稽古不足・・・(汗) | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日はお囃子のお稽古でした。

先週は何かとても忙しくて、充分な稽古の時間の確保ができなかった。
なのに持ち帰っている宿題(?)は、長ーい『娘道成寺』それも“ただ頼め”バージョン。そして『靱猿』。もうガックリです。両曲とも遥か昔にお稽古していただいた曲なのですっかり忘れています。
道成寺は舞踊会・演奏会でよく耳にしていますが、やっぱりアバウトな記憶。ダメですね。


お稽古に伺って、まずは「先生、今日ばかりはかなりやばいです」とあまり稽古時間を確保できなかったことを告白。

・・・なんかニンマリされた。
そうそう、このババ抜き稽古は予習してしまったら意味が本当はないのです。
音楽を聴いて思い出す。これが重要。家で散々聴いて練習してお稽古では「意味がないからなぁ」と、いつも途中で終わって次回持越しになると師匠は仰います。

私としては、やっぱりきちっと演奏したいからこうして持越しになるとニンマリなんですがね。

が・・・今回ばかりはニンマリとは行きませんでした。長ーい二曲を持ち帰って、その上、稽古時間の確保が難しかった一週間。本当にガックリです。


さて、道成寺のお稽古で使用した楽曲は超長いバージョン。
そうそう「押し戻」(大館左馬五郎が出て来るやつ)に行くバージョン。後戻しに行くバージョンは芝居じゃないと滅多にないですよね。

道成寺にお神楽系の細撥は似合わない気がしますけれど、実はこのバージョンだと太鼓地のあとに田上唄みたいなのがあってそこで使うのですね。初めて教えて頂いた時、この部分は飛ばしたと記憶していますが・・・。
そうそう、「ただ頼め」に行く場合は「早乙女~」に行くと思い込んでいましたが、「去るほどに~」に行くやり方もあるそうで。つまり色々パッチワークという事ですね。
本当に奥が深い♪


『靱猿』のチラシ。初めて教えて頂いた時も「サクサクいかないとダメ」と注意された気がしますが、昨日も同じ注意をされた。
そうそう、敵はいつ心変わりするか分かりませんから、さっさと逃げたいところですものね。

また、靱のカードを引く事があったら、またまた同じ注意を受けないようにしなくちゃなぁ。


さて、次回は小鼓も太鼓も新しいカードを引いて始まる。何を引くだろうか?!今から超ビビッています。




お稽古とは関係ありませんが・・・

近くの瓦屋さんで鍾馗さんの鬼瓦を発見。

鍾馗さん♪

五月人形でお馴染みですが、鬼瓦に使っちゃったりするんですね。

吃驚です。