大役(?)終了 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日は超疲れたので、報告が今日になってしまった。
本当に疲れた・・・。

今年も大勢の方々が駆け付けた。この観客の方々はどこからいらっしゃっているのか・・・???毎年の疑問です。
主催者の方が無農薬のお米や野菜を作って、それを本日のお弁当に出している。
なんと100人分。凄すぎです!
全部、会主の方の手作りです。私邸での小さな小さな会なのですが、本当に贅沢な会であります。

今年は和太鼓が
モックン出身のT美大学の和太鼓研究会の方と、新百合ヶ丘近辺を軸に活動する和太鼓同好会の方々と二つもあった。なんか、プログラムを観て・・・・あやしい空気を感じたのですが、
やっぱり、後半の和太鼓チームの演奏の時に、ご近所からクレームが来ました。
前もって、ご近所に「すみません・・・」とお触れを出したそうですが・・・。
いやいや、たぶん、私でも文句を言ったかもしれない。
我々の太鼓よりも、笛ありの、鉦ありの、太鼓色々ありのとこういう濃い内容のチームはうるさい。それを私邸で演奏。それは難しい。例えば、それが殿さまなら別なんですが・・・。
今はそういう世の中ではないですからね。
「うちは、あちらより豊かだし偉い」と思っても、現代世の中はあちらもそう思っている時代です。
クレームを呼んだ和太鼓チーム。終演後「なんかクレーム来ていたよね。でも〇〇やっちゃったから・・・確かに来るよね」と言っていた。
いやいや、あなたたちも悪いと思うよ。だって、最高にうるさいと思われる〇〇をやっちゃったのしょ。
きっとたぶん、ここがプロとそうじゃない違いなのですね。
プロなら環境に応じた選曲をする。例えそれが最低限のものでも、それがお客様にとって最高のものであるように演じる。
「自分たちはうるさいことをやっている。好きな人はいいけれど、興味のない人にとってはとてつもない雑音」である事の自覚がない・・・最低最悪・・・私もヘルパーなので言いませんがね。。。

さて、人の事はどうでもよいのです。
私は・・・『松の緑』の三味線。
唄を聴いて弾けたかな。でも、きっとたぶん主人公は弾きづらかったかもです。
タテ位置に座るという事はやはり立てに徹するクセがあります。しかし、まだまだ稚魚レベルの私。頑張らねば。
『供奴』・・・。まずまずでしょ。うーん・・・と思うところが数か所あるのですが、その反省は次回に活かしたいと思います。
いつも小鼓を演奏すると、超反響がよいのです。昨年は小鼓のお手伝いをしなかったので・・・残念な声が聴かれたのですが・・・
やっぱり、普段聞くことの少ない楽器の音。つまり、「珍しい」ですからね。
そのせいと私は思っています。
が・・・、
小鼓という楽器の音に対して、興味を持っていただけただけで、本当に大成功。
私は、小鼓をはじめとした日本の打楽器の音を近年の人々に伝える。そして、その音によって安らぎを。
なんちゅう目的を持っています。
そうそう、「やすらぎ」なのですから、もっと慰
問活動とかしたいのですがね。。。

私邸で開催されるような会ですが、本当に得るものが沢山あります。
そして、こんな私の小鼓を楽しみと思って下さる方・・・嬉しい存在です。

近隣から苦情来ちゃった来年はどうなんでしょ?!
いやいや、来年もあるよね。