今日は日勤で就業後お稽古直行というスケジュールでした。
このところスタッフは退職等で減っているのに、患者がどんどん増えて、てんやわんやの今日この頃。何か癖のある方ばかり&体格のよい現代風のお年寄りばかり。本当に七十過ぎたらダイエットして骨皮筋子になって欲しい。私よりプリプリのお尻・・・やめて欲しい。おかげ様で持病の腰痛が本日は絶好調。
そんなこんなで、今日は日曜日ですしね・・・三日勤の初日というのにゲッソリです。
しかし、不思議なものです。師匠宅に辿り着くまで、本当に大変だったのですが、
帰りはすっきり爽やか♪とっても元気なのですね。
お囃子というのは、本当にわたしにとってカンフル剤同様♪
今日は、先週のとんでもないババカードの消化試合。
太鼓は『勢い』。勘違いして覚えているところがありました。
でも、、、八十%は覚えていた。良かった♪
「間違えるところは、みんなも間違えるところ」なのだそうです。普通、突拍子もないところで間違えるという事はほとんどないのだそうです。ですから、そこさえ注意すればなのだそうです。「それそれ其の顔で怖い事言う手腹たてしゃんす」・・・ここは、心の中で自分で唄っていないと落ちちゃうよという箇所。ここ・・・三回やって三回ともしくじった。「腹たて」「腹たて」・・・呪文の如くつぶやこう。
はあ、勢いなんてと馬鹿にしちゃいけない。とんだトラップが仕込まれている大ババである。
次に引いたのが『綱館』。もう止めて!なかなか、気軽に構える事のできる曲に出会えないものである。曲舞入り。・・・この曲舞のところは別にどうと言う事はないけれど・・・
次回やる早笛は絶対に大変だと思う。できれば遅笛の楽曲を選んで欲しいものです。
小鼓は『常盤の庭』。八十%は覚えましたの出来で臨みましたが、出来栄えは四十%くらいでした。得意な二段目・三段目も目の前で太鼓の手を打っている師匠の張り扇に惑わされて、トッタンを落として撃沈。こういう早いのりのものは「次って何?」状態になると絶対に落ちる。
そんな事を思わなくて済むように身に染み付けないといけないのです。
ぜんぜんまだまだという気がします。
次回は新曲カード選択。どうか簡単な曲に出会いますように。
「あと三日か・・・」
師匠に水曜日のプログラムをお渡しする。
お忙しいので、なかなか「いらっしゃって下さい」とは言えない。
太鼓は「太鼓地シリーズ」、小鼓は「一調シリーズ」これが非常に大切な稽古らしい。
『島の千歳』『藤船頌』『松の翁』『松』の中で、どれが一番嫌いかと問われた。
どの曲も素敵で大好きだ。だから、どの曲も難しいけれど『イヤ』という気持ちにならない。
前二曲はオーソドックスですよね。『藤船頌』は基本うちの流派の曲だから余所ではあまり聴かない。『松』は藤間の勘右衛門派の名取り試験の曲で、その流派の方々にはよく耳にする曲かもしれないけれど、それ以外の人はあまり耳にしない曲なので、この曲も特殊。特殊というのは、あまり耳にしないという事で難しいものだ。
何でもパーフェクトになれるように頑張らなくては。