井の頭公園の池の水が・・・ | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

三鷹出身の私にとって、井の頭公園は私の成長と共にある場所である。

私の子供だった頃の公園の池はとても汚かった。しかし、ある時、池のお掃除をして綺麗になった。

が、小学校の頃の用務員のおじさんの話だと、

昔は底が見えるくらいに透明な水で、この公園の池で泳いで遊んだのだそうですよ。

どうしてこんなに汚れてしまったのか?!

お掃除して綺麗になったとはいえ、用務員の叔父さんが仰っていた池の水の様子には程遠い感じ。



池の水質改善、外来種の生物の駆除等を目的にヘドロや土砂を取り除く作業をかいぼりというらしい。

もう何十年もこの土地近辺にいるのに、

池の底を見たのは初めてです。

けっこう浅いのに吃驚♪

2017年にこの井の頭公園は開演100年を迎えるとか。その為に、当時の池の再現を目指しての事業だそうです。

トータル三回のかいぼりが予定されているそうです。


在来種を絶滅に追い込む外来種の生物は今回ほとんど駆除されたとか。

でも、どこかで命をつないでいるんですよね。

それに、またまた池に捨てる輩がいたりしちゃったりして。

・・・

そうそう、この池にはカッパ伝説があって、

お花見の季節。酔っ払いの足を引っ張って、池にドボンさせる悪戯をするというお話がありますがね。。。

そのカッパは保護されなかったんですね^^

どこにいっちゃったのでしょう?!

きっと再びお水が溜められたら、どこからともなく戻って来るんですかね。


池の底からは色々なものが出て来たそうです。

なんと自転車200台以上。

なんかスーパーのカートとか、へんなものまで沈んでいたのですね。

何か、こういう風景を見ると悲しくなりますね。

あと、お財布とか鞄とか色々出てきたそうですよ。

どんな理由で池に投げ込まれたのでしょうね。





かいぼりの作業はボランティアの方々でやっているらしい。

いやいや、狭そうで大変な面積のある池。

たぶん、重機でやるよりも人間の手の方が確実で綺麗になると思いますが、本当に大変な作業だと思います。

今日は比較的暖かでしたけれど、それでも寒い寒い冬です。

でも、けっこうな人数のボランティアの方々が作業されていました。小学生くらいの子供さんもいました。



ここは弁天様が守り神としていらっしゃる池ですので、

きっとボランティアのみなさんは、将来良い事があるに違いないと思います。

でも・・・大変そう。

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水が抜かれ、

滅多に観る事のできない池の底。


しかし、今日も変わらず水鳥たちが遊んでいました。

何か餌があるんですかね。

白鷺が優雅にお散歩していました。


さて、どんなに美しい池が復活するんでしょうね。楽しみです。あと三年か。楽しみだなぁ。