『俄獅子』最後の合わせ稽古 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

いつも合わせ稽古というとお休みを取っていたのですが、今回はシフトが出てから日程を決めたので、

仕事のちのお稽古になりました。

仕事を終えて、いつものように定時にすっ飛んで退社。

途中まで、母と待ち合わせ。楽器を持ってきてもらうためである。

何せがさつな職場。またまた、ものの値打ち何てさっぱりの人種の人たちばかりですからね。

大事な楽器を職場になんぞ持って行くことはできません。

何かあって、絶対に弁償してくれないだろうし・・・またまた、できないだろうし、持ってきた方が悪いになりますから。そんなトラブルは起こしたくないので。

けっこう重たいのですが・・・。母よありがとう♪♪♪


さて、本日の夜中に、ある患者さんが転倒して頭部を強打。右側頭葉に硬膜下血腫、右前頭葉に脳出血という大事故に。日勤が受けて急変です。

大事故のマニュアルに沿って、どうしてこの事故が起きたか話し合わなければならない決まりがある。

そして、急変したので、急遽看護計画も変更しなければならない。

三時半からのカンファレンスで少しだけ実施できたのですが、やる事満載で・・・。

でも、私はドキドキしながらも、

「今日は一分たりとも譲れません」と職場を後にした。

まあ、運の良い事に受け持ちじゃなかったし・・・。

当事者でもないし♪

しかし、病院というのはこういう事があるから嫌いです。

「人」が相手なので、計画にはない変な事があって残業になる事がある。

受け持ちだったら本当に泣く泣くですよ。ついでに、残業なのに残業が認められない。

まあ、残業として認められないから帰る事ができるんですけれどね。

本当に受け持ちじゃなかったことに感謝。

「〇○さんのCTの画像見れますか」などなど。。。

やる気一杯の人々。私は「では、みなさんさようなら」。みんなお仕事が好きなんですね。

しかし、療養型の病院では、こういう急性期は対応できないじゃないですか?!

さっさと救急車を呼んで対応できる病院に搬送した方がいいのではないかと思う私でした。

うちの病院で看るという事は、回復しないが八十%。あとの二十%はご本人の生命力です。

こういうところが、ストレスになるというか、好きではないところです。

ダメなのを長らえるのはどうかと思いますが、

ちょっとした助けが、苦痛でなく、また回復できるのに、その対応をしない。

こういうのって延命とは違うと思うんだけれどなぁ。

それとも延命というとらえ方なのかなぁ。難しいなぁ・・・

療養型のどこの病院もそうかどうか分かりませんが。。。うちはそうなんですよね。


こんな事があるから、

「仕事のち」というのは嫌いです。


でもでも、集合時間には間に合いました。

一時間、時間を間違えちゃった方がいらっしゃって、その方には連絡ミスが原因だったので本当に申し訳ないでした。

今回は思ったよりレベルの高い曲で、色々アクシデントあったし難産でした。

来週の金曜日が下浚い。お願いした大皮の方に入っていただいて、

「出来上がり♪」になるんですけれどね。

いやいや、どんな出来上がりになるかとっても楽しみですよ。

しかし、地方さんともしっかり打ち合わせて、お囃子方ともしっかり打ち合わせて。

なかなか、技術的な問題で、分かっちゃいるけれど「できないの」があるんですけれどね。

でも、みんな一生懸命♪チームワークはバッチリです。

本当に楽しい♪

素敵なメンバーに恵まれて、本当に幸せです。

楽しい長唄を楽しく親しんでいるという感じですね。そういうのが、私たちの演奏から伝わるとよいのですが。