五月最後のお稽古@『春駒』終了 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

三連チャンのお稽古はやはりきつかったなぁ。

ぜんぜん消化しないまま、翌日稽古。

初日は夜だったので、家で復習できず。

翌日は、お稽古のち演奏会だったので、やっぱり復習できず・・・。

三日間ボロボロで終わったという感じだった。


『春駒』の大小鼓は、色々パターンがあるようで・・・。そうそう、聴いていてもどうとでも打てる感じ。

だから、作調者とフィーリングがフィットしていれば、その手がスラスラ出て来る。

感性の不一致があると、手が止まってしまう。

昨日、かなり電車の中で美学の音を聞きながら勉強した。が・・・。この音源はお囃子が仙波流の方々なので、ところどころ違う。ぜんぜん違うのを聴きながら、習った手を復習するって・・・かなり大変。

だんだん、頭が混乱して分からなくなってくる。困ったものだ。

その副作用が、今日のお稽古に出てしまった。

太鼓のお稽古をしていて、その前で“狂言鞨鼓”をきちっと打っているにも関わらず、いきなり「あれ?狂言鞨鼓ってどんな手?」とど忘れ。一生懸命に思い出そうとしても思い出すことができず・・・。

恥ずかしながら

「先生、いきなり狂言鞨鼓の手が分からなくなりました」とSOSを発信してしまいました。

師匠、キョトンとした表情していましたが・・・

私はかなり焦っていましたよ。いきなり認知症になったかと思いましたよ。


ボロボロだというのに『春駒』は終了。来月から『若菜摘』に入ります。

これまた、綺麗な曲ですが・・・

はははっ♪『春駒』も一月七日の行事ですが、『若菜摘』も一月七日の行事。続きますね。