江戸の歌舞伎と増上寺 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

サントリー美術館で「歌舞伎『江戸の芝居小屋』」という展覧会をやっていたので観に行った。

やはり日本の古い美術は美しい。

こんな屏風のある家に住みたいなぁとか、こういった展覧会に行くと必ず思う事である。


fuyusunのfree time 河原で仮説スタジオから始まった歌舞伎。それがいつしか歌舞伎座のような建物で上演されるようになる。

歌舞伎の創始者というと近江の阿国。彼女の時代には三味線がなかったんだなぁ。

遊女歌舞伎とか若衆歌舞伎の時代になると三味線が登場している。

絵を見る事で色々と勉強になる。面白い^^

しかし、

私たちはけっこうマニアックな見方をしていると思う。どうしても、バックミュージックをやっている人々を注目しちゃうのよね。

母が

「あら、あの人だけ手の位置が違う。替手でも弾いているのかしら?」数人の三味線方を見てこんなことを言う。見るところが細かい。

そして、この絵の作者も観察が細かいなぁと思った。そこに描かれている人々の呼吸やざわめき、生活の音が聞こえる感じがする。

以前、祇園の舞妓さんが立膝をついて大皮を構えて打つのを見たことがある。

遊女歌舞伎・若衆歌舞伎の時代の絵の中の大皮打ちが同じ姿で描かれていた。昔は立膝をついて構えるというのが正式だったのかしら?


もうすぐ新しい歌舞伎座の杮落し。この展覧会の企画はそのデモンストレーションみたいなものですね。

訃報続きの歌舞伎界。お目当てのいない歌舞伎座はちょっと寂しいなあと思うところもありますが楽しみです。




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藝術に堪能したあとは名古屋の老舗の粕漬け屋さんである鈴波のレストランで食事。

糖質オフダイエットは一時休戦。かますを美味しくいただきました。

本当はお魚嫌いなのですが、こういうのは食べます。贅沢とか、食わず嫌いと言われますが、、、

許してチョンマゲ!


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さて、このまま帰るのもつまらないので、芝の増上寺に行ってきました。

大奥のお女中は、増上寺参内に託けて歌舞伎見物をしたものだそうですね。

今日の芝居小屋の絵にも、桟敷席で歌舞伎を観ている御殿女中が大勢描かれていました。

さすがに徳川代々のお墓があるお寺です。とにかくビックですね。

徳川代々のお墓が見たいと思いましたが・・・。さすがに一般公開していないみたいでした。

「梅にうぐいす」とか言いますが、「梅にメジロ」♪

いい写真が取れました。・・・えっ?!分からない?じゃあ、ちょっと拡大したものも載せておきます。


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そういえば、六本木のミッドタウンは二度目ですが、仮設のスケートリンクができていました。

子どもたちが楽しそうでした。

やっぱり子供は風の子ですね^^

はあ♪寒かったけれど、楽しい休日でした。