毎年、師匠はお稽古場にお弟子さん全員の鏡餅を飾られる。一度、松の内にお稽古があった事があって、その光景を拝見した事がある。大きな鏡餅が師匠を中心に弟子一同が集うという感じ。よい光景です。
鏡開きが終わると、そのおすそ分けを頂戴します。今年も頂戴して帰ってきました。
こうして、新年のお稽古始・・・。もう何回目だろう。
今年もお稽古に精進頑張りたいと思います。今年も宜しくお願いいたします。
さて、太鼓も小鼓も今日は『鷺娘』でした。
太鼓は昨年の最後のお稽古から始めたので、今日が上げ浚いです。何せ『鷺娘』の太鼓は太鼓地とあとはチョロッという感じ。すぐに終わってしまう。
無事に終了。この太鼓地。そんなに長くないのですが、踊りの会などでは真ん中がカットされたりと色々なのだそうだ。出番が少ししかないのに、その上カットなんて・・・。なんか悲しいですね。
小鼓は今日から。なのに、責めの合方の前半に突入してしまった。
鼓唄のようなところは、ゆっくりしているけれど呼吸が難しい。お稽古の時はカラオケのように手をなぞっているだけだから難しさが伝わらないけれど、確かに大小鼓が唄わせなければならないので難しいであろうと想像がつく。
超特急な手組が多く、頭で考えている内はまともに打てないですね。とにかく手をしっかり覚えて身に染み込ませないと。音が鳴ったら手が勝手に動いちゃうまで染みないと打てないと痛感する。
どうも、小鼓の打ち方のフォームが崩れてきているようだ。
鏡の前でいつもお稽古しているけれど、フォームチェック・・・やや甘いかも知れない。
音も大事だが、日本のものというのは「形」を重要視しているから、基本を崩してはならないと注意を受けました。