


夏休み第一日。
上野の東京国立博物館へ行ってまいりました。
“対決 巨匠たちの日本美術”最終日。日曜日プラス小雨の恩恵によって涼しい事もあって、すごい人出でした。
若冲ファンの私。絶対に見逃せないと思いつつも、最終日になってしまいました(汗)


運慶VS快慶 雪舟VS雪村 栄徳VS等伯 光悦VS長次郎 宗達VS光琳 仁清VS乾山 円空VS木喰 大雅VS蕪村 若冲VS蕭白 応挙VS芦雪 歌麿VS写楽 鉄斎VS大観
これだけの巨匠の作品がズラッ!
美術音痴の私。巨匠と言われていて存じ上げない方が多いのですが、さすがに名作として残っている芸術作品は違うものですね。
もう、半分も鑑賞しないうちにお腹一杯という感じでした。
どなたが書いたか、今まで知らなかったけれど、「この絵、知っている」という作品もありました。
今日、新たにお気に入りの美術品が、私の引き出しに納まりました。
円山応挙の“猛虎図屏風”
これは凄かった♪毛の表現が生き生きしていて、ふと手を伸ばしたくなる感じ。
こんな屏風のあるお家に住みたいぞー♪
対抗する、長沢芦雪も“虎図襖”を出展。こちらは墨絵という事もあり渋い。
しかし、漲る虎のパワーを感じます。・・・ただ、顔が可愛い♪
芦雪という人の絵では、“山姥図”というのがなかなか良かった。
優しさ・怖さ・せつなさ・・・様々の女性の気持ちがにじみ出ている。
宗達の“雷神風神”、光琳の“雷神風神”
これもどちらも勝る作品。宗達の雷神風神は色使いがやや地味。しかし、表情が愛らしい。
光琳の雷神風神は色使いが明るく分かりやすい。肉体の力強さを私は感じます。どちらかというと、光琳の方がすきかなぁ。しかし、どちらの風神雷神もでべそだぁ^^
写楽と歌麿。私は歌麿の方が好きだなぁ。しかし、写楽の女性はどうも線が太いというか・・・そうか、写楽は歌舞伎絵だから、もともとは男性が演じている女性なのですよね。
まあ、とにかく山盛りの芸術品をお腹一杯というのに、せっかく来たからと本館の方にも。
平成館から本館へ


こんなところで阿吽を発見!
表慶館。。。一番上の写真の真ん中の建物。
ここに二頭のライオンが。これが阿吽で並んでいたのですね。
“あ”の方が噛みつかれそうで怖いな^^A


百日紅の花が咲いていました。百日紅というとピンクの花というイメージがありますが、白もあるのですね。とっても綺麗です。
さてさて、大きなお庭を堪能して本館に。
ここは何度も来ているのですが、今日は何をやっているかな♪


おおっ!
六波羅蜜寺の仏像が来ているんだ♪
六波羅蜜寺は京都に行くと必ず訪れるお寺さんです。
弁天様が祭られているので、芸事上達をいつもお祈りしているのです。
ここの宝物殿も何回かみているのですが、、、
おおっ!!!
こんなにいっぱい来ちゃっているんだ♪六波羅蜜寺の宝物殿はそんなに大きくないのですよね。
こんなに来ていたら、、、現地の宝物殿は空っぽじゃないかなぁ・・・。
久しぶりにお目に掛かる仏様方。「東京で皆様にお目に掛かれるなんて嬉しいです♪」なんてお声を掛けてしまいました。
さて、お土産ショップで色々買いました。



今日の巨匠の対決の絵葉書やファイルケース


猫好きの私は歌川圀芳の絵葉書。

尾形光琳の“八橋蒔絵螺鈿硯箱”を真似っ子した入れ物が気に入ってクッキーも買いました。
これって国宝なんですよね。素晴らしい♪
お菓子箱もいいですがね。。。
こんな蒔絵の小鼓が欲しい♪
しかし、あっても買えませんね。何せ尾形光琳なんて・・・あったら国宝でしょうから・・・

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