対決♪ | fuyusunのfree time

fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

国立博物館 国立博物館 平成館
夏休み第一日。
上野の東京国立博物館へ行ってまいりました。
“対決 巨匠たちの日本美術”最終日。日曜日プラス小雨の恩恵によって涼しい事もあって、すごい人出でした。
若冲ファンの私。絶対に見逃せないと思いつつも、最終日になってしまいました(汗)
museum 006 チケット
運慶VS快慶 雪舟VS雪村 栄徳VS等伯 光悦VS長次郎 宗達VS光琳 仁清VS乾山 円空VS木喰 大雅VS蕪村 若冲VS蕭白 応挙VS芦雪 歌麿VS写楽 鉄斎VS大観

これだけの巨匠の作品がズラッ!
美術音痴の私。巨匠と言われていて存じ上げない方が多いのですが、さすがに名作として残っている芸術作品は違うものですね。
もう、半分も鑑賞しないうちにお腹一杯という感じでした。

どなたが書いたか、今まで知らなかったけれど、「この絵、知っている」という作品もありました。

今日、新たにお気に入りの美術品が、私の引き出しに納まりました。
円山応挙の“猛虎図屏風”
これは凄かった♪毛の表現が生き生きしていて、ふと手を伸ばしたくなる感じ。
こんな屏風のあるお家に住みたいぞー♪
対抗する、長沢芦雪も“虎図襖”を出展。こちらは墨絵という事もあり渋い。
しかし、漲る虎のパワーを感じます。・・・ただ、顔が可愛い♪
芦雪という人の絵では、“山姥図”というのがなかなか良かった。
優しさ・怖さ・せつなさ・・・様々の女性の気持ちがにじみ出ている。
宗達の“雷神風神”、光琳の“雷神風神”
これもどちらも勝る作品。宗達の雷神風神は色使いがやや地味。しかし、表情が愛らしい。
光琳の雷神風神は色使いが明るく分かりやすい。肉体の力強さを私は感じます。どちらかというと、光琳の方がすきかなぁ。しかし、どちらの風神雷神もでべそだぁ^^
写楽と歌麿。私は歌麿の方が好きだなぁ。しかし、写楽の女性はどうも線が太いというか・・・そうか、写楽は歌舞伎絵だから、もともとは男性が演じている女性なのですよね。

まあ、とにかく山盛りの芸術品をお腹一杯というのに、せっかく来たからと本館の方にも。
平成館から本館へ
うん あ
こんなところで阿吽を発見!
表慶館。。。一番上の写真の真ん中の建物。
ここに二頭のライオンが。これが阿吽で並んでいたのですね。
“あ”の方が噛みつかれそうで怖いな^^A
百日紅 百日紅
百日紅の花が咲いていました。百日紅というとピンクの花というイメージがありますが、白もあるのですね。とっても綺麗です。
さてさて、大きなお庭を堪能して本館に。
ここは何度も来ているのですが、今日は何をやっているかな♪
本館 本館
おおっ!
六波羅蜜寺の仏像が来ているんだ♪
六波羅蜜寺は京都に行くと必ず訪れるお寺さんです。
弁天様が祭られているので、芸事上達をいつもお祈りしているのです。
ここの宝物殿も何回かみているのですが、、、
おおっ!!!
こんなにいっぱい来ちゃっているんだ♪六波羅蜜寺の宝物殿はそんなに大きくないのですよね。
こんなに来ていたら、、、現地の宝物殿は空っぽじゃないかなぁ・・・。
久しぶりにお目に掛かる仏様方。「東京で皆様にお目に掛かれるなんて嬉しいです♪」なんてお声を掛けてしまいました。

さて、お土産ショップで色々買いました。
風神雷神 芦雪 若冲
今日の巨匠の対決の絵葉書やファイルケース

ねこじゃねこじゃ ねこじゃ
猫好きの私は歌川圀芳の絵葉書。

芸術品
尾形光琳の“八橋蒔絵螺鈿硯箱”を真似っ子した入れ物が気に入ってクッキーも買いました。
これって国宝なんですよね。素晴らしい♪
お菓子箱もいいですがね。。。
こんな蒔絵の小鼓が欲しい♪
しかし、あっても買えませんね。何せ尾形光琳なんて・・・あったら国宝でしょうから・・・



ランキング参加中♪ご協力宜しく^^