今日から小鼓は新しい曲のお稽古に入りました。
もちろん、「鏡獅子」のお稽古もやって太鼓の「勢い」もやりました。
三曲。すごい得な気分です。
今日から入った曲は、私のお稽古している流派の先々代のお家元の為に作られた曲で、先代(?)今藤長十郎氏の作曲の「藤船頌(とうせんしょう)」という曲です。
とっても綺麗な曲なんですけれど、小鼓の一調の曲で小鼓の腕前披露曲みたいな曲ですから、超難しい曲なんですよね。間とかノリとか表現とか難しいものだらけの曲です。
これが打ちこなせたらどんなに素敵な事かと、ファイトを持って頑張っています。
本当に幸せだな。たぶん、世の中お囃子をお稽古している方は大勢いらっしゃると思いますが、なかなかこういった曲をお稽古できる機会って少ないと思うのですよね。
この幸運な機会を大切に頑張らなくちゃと思う今日この頃です。
さてさて、今日からお稽古着も単デビューしました。
本当は明日が衣替えなんですけれど、江戸っ子は季節の先取りをするのが常…、私って江戸っ子じゃないよな…まあいいや。
でも、午前中は冷たい雨でやっぱり袷にしようかと思いましたけれど、午後からすっかり晴れちゃって汗ばむ陽気。単にして良かった。