

今日は演奏会日和。とっても穏やかな日でしたね。
さて、私は目黒区の文化祭の一貫行事、「目黒区邦楽大会」で『五郎時致』の小鼓を打ちました。
はあ・・・緊張した・・・
師匠にも、「緊張しちゃダメ」と言われつつも、いやいや緊張します。
舞台は今まで腐る程経験していますが、緊張しないなんてありえない。
それも今日は、いつも異常に緊張した。
やっぱり曲かな。。。
『五郎』されど『五郎』という感じ。
『五郎』は長唄のお稽古でも、お囃子のお稽古でも、初心者のうちに習う曲です。
簡単だから・・・いえいえ、最初の方に習う曲というのは、手組み的には簡単なのかも知れませんが、それを観客に「今日の『五郎』は良かったね」と言わせるには大変難しい曲だと思います。
また、客観的に「こんな曲で失敗している」と失敗が非常に目立つ曲。
それが故に非常にプレッシャーを感じちゃったんですね。


本日は、ネット上のお友達が沢山応援にいらして下さいました。
本当に未熟な芸でお聴かせするのも恥ずかしかったのですが、でも、やるからにはどこかで「見てもらいたい」という気持ちもあるんですよね。
本当につたない芸でお恥ずかしい次第でしたが、応援にいらして下さった皆様には感謝感激です。
太鼓地は、私の一番好きなところです。
他の部分は非常に緊張しましたが、この部分は大変気分よく打たさせて頂きました。

終了後はこんなに暢気でした。
舞台にやり治しなんてないので、本当に本日経験した事から学んだ事を活かして、更に飛躍できるようにお稽古に精進したいと思います。
次回、どんな舞台を経験できるのか楽しみです。
その日(。。。いつか分かりませんが)を目指して、頑張るぞ!