明日はお稽古 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今お稽古に入っている「高砂丹前」は、大小鼓が入る場所だけを抜き出して練習していると、大変短い曲なのでゆっくり練習時間を取れる時は自分の好きな曲を何曲か練習しちゃったりしています。
現在はまっている曲は「勧進帳」と「蜘蛛の拍子舞」という曲です。どちらも、ものすごっく難しくて全然手が回りません。
なんか、ムキになってやっているものだから、最近ちょっと筋肉痛です。

今日は夜勤明けでして、お昼寝して徐に明日に備えての練習を始めました。
本当は、今日はお疲れモードなので「高砂丹前」だけを練習するつもりだったのですが、どうも欲求不満で今日も「勧進帳」なんぞをポンポン打ってしまいました。
なんか全然遊びモードの練習なので身になっていないのですが、それでも全然手が回らなかった「滝流し」だったのに最近は少しついて行けるようになりました。
やはり練習というのは大切なんだなぁと感じました。

さて肝心な「高砂丹前」。
あの曲はとってもコミックで練習していてとっても楽しいのです。ついノリノリになっちゃう。
特に小鼓一調の所は本当に楽しくて・・・。
一調は「エヨヲオイ」とかいう掛け声でスタートする事が多いです。おんなじ掛け声ですが、その曲に応じた「エヨヲオイ」があるわけなんですけれど、この「高砂丹前」の場合は奴さんが花槍を持って踊るような部分なのでついついくだけた掛け声を掛けてしまいます。
その掛け声を聞いていた母が
「ねえ、貴女のあそこの掛け声下品よ」と注文・・・。
幇間(ほうかん)の芸ならいいかも知れないけれど、一応長唄だからね」
そうか、楽しくてついつい調子にのっちゃっていたけれど、その曲のジャンルというものを大切にしなくちゃいけないなぁ。
私はどうも「くだける」という表現が苦手のようで、軽いタッチに表現しなくちゃいけないところも「重い」感じになっちゃうのですが、今回は曲がいいせいか順調じゃんなんて思っていたのですが・・・。
なかなか、ほどよく「くだける」というのは難しいです。

さあ、明日はお稽古!
明日のお天気は・・・。なんかあまり天気よくないのかな?