楽器は生きている | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今日はとっても蒸し暑かったですね。
和服で出かけたものだから、もう汗だく…。
今の季節は単ではあっても、真夏の装いとはチト違う。
今日みたいな日は絽とか紗を着たい。
アヅーゥ!(-_-;)

今日もお稽古。大好きなお囃子をできる時間が二日間もあるって嬉しい。でも、練習が追いつけないよ(涙)。
今日は、もうボロボロだったな。
やっぱ昨日の練習不足が祟った気がする。
済みません。練習不足でお稽古にあたってしまって…。反省です。

この季節は、小鼓にとって嬉しい季節。小鼓は湿気が大好きですから。でも、湿気のありすぎも良くないのですよね。
ボコボコという感じ。うちの小鼓も湿気の強い日は、初めは調子がいいのですが、だんだん気分の悪い音になっちゃう。
人のお肌と一緒ですね。
潤いは大切なんですけれど、潤いすぎはいけないのよね。
ほら、長くお風呂に入っていると皮膚がふやけちゃうじゃないですか。あれと同じ状況になっちゃうのかな?
小鼓をはじめ、楽器というのは本当に繊細なものだと思います。
さまざまな楽器を取り扱っていますが、「楽器は生きている」そんな感じです。
ついこの間まで、乾燥して苦難していましたが、今は過多な湿気と闘う毎日という感じ。私なんかより、よっぽど季節の移り変わりを楽器は敏感に感じているようです。
いよいよ、ほど良い湿気のある季節で小鼓も喜んでいたのですが…。過ぎるという事はなんでも良くない事なんですね。

さてさて、次回のお稽古まで二週間あります。「藤船頌」もあと少し。頑張って覚えなくちゃ。
忘れてはいけないのは「鏡獅子」ですね。
あと二ヶ月ですから。…そう思うと不安…緊張…。

暑さに大変弱い私は、もうバテバテなのに…バテてる暇なんてないですね。ファイトーォ!
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