小鼓は『廓丹前』
まだまだ、手を覚えましたという段階。打ち込まなくては・・・・。
太鼓は散々悩んで『梅の栄』です。たまたま、獅子の目の前にあったテープが『梅の栄』だったのです。
さてさて、『梅の栄』は目出度い曲です。
明治三年に、三代目正次郎の結婚祝いのための曲だそうです。でも、作詞も作曲も三代目の杵屋正次郎。
自分のための祝賀曲なんですね。
正次郎と新婦が岡安喜三梅が演奏。この時の脇三味線についたのが、三代目勝三郎の妹の杵屋ふささんだそうです。
面白いですよね。自分の結婚のために曲を作っちゃうなんて。
この『梅の栄』は演奏会では、大概素でお囃子は入らないのですが、当然の如く舞踊のときはお囃子が入ります。
でもね、最初の前弾きは神舞の手なんですって。で、お囃子はきっちり神舞の二段目を打っているのですが、これってお囃子ありきの作曲なのかな???と思っちゃいました。
さて、素敵な曲を課題にいただきましたが、希望していた夏らしい曲からちょっとかけ離れてしまいました。