
つつじの次は藤。近くの児童公園の藤棚の藤が開花していました。
狂い地=寄せ地。
私はこれが苦手。でも、これがきちっとできないと獅子ものの狂いができないのですよ。
今まで『今様望月』とか、『英執着獅子』などで、狂いの太鼓は経験しています。
できないまま過ぎてしまったので、未だに苦手のまま。
なぜ苦手と言えば、左の手首が固いから。だから手が回らないのですね。
道具を使って音楽する、三味線とか太鼓は苦手です。
「撥」という小道具を使いこなさないといけないから。
だから、こういう小道具のない小鼓が好きなのかも知れません。せめて指皮レベルの大皮よね。この指皮という小道具でも悩んだことがあります。
はあ、もう諦めに近い心境であるが・・・
でも、太鼓好きなんだな。下手な横好き。
改めて、基本に戻って
撥の握り方を矯正。構えを矯正。
いい加減にやっているから、どんどんスタイルが崩れていい加減で美しくなくなっているんですね。
もっと「美」の追及をしなければ。
できなかったことは放置しない。解決できるまで自分の課題として練習しなければならない。
つい、曲をクリアすることばかり考えてしまいがちですが、
一つ一つの基本をクリアすることの方がよっぽど大切なことなんだろうな。
けっこうその稽古法は士気を保つのが生半可ではないのですが。
でも、亡くなった大皮の師匠も、現師匠も同じようなことをアドバイス下さる。
まだまだできないことだらけ。頑張らなくちゃ。