十一日のお稽古日を目指して「春秋」の特訓中です。
さて、基本的にはお稽古で使用する音源を使用して練習をしているんですが、やっぱり色々な地弾きに合わせられなくっちゃいけないと思う私は母の地弾きに合わせて練習したりしています。
たまたま、「春秋」はNOお囃子の素の演奏のものが一般的で、家にもともとある音源は全て三味線と唄だけなんです。
という事で、これらの音源に合わせて練習なんていう事ができるんです。
ついつい、お囃子の入っているもので練習すると、大皮を聴きながらなんとなく出来ちゃったりしちゃって、出来ているつもりでも本当は全然できていないなんていう事がよくあるんですよね。
大皮も太鼓も入っていない音源で練習すると、本当に自分の苦手としている部分がよく分かります。
それにしても三味線の流派によって同じ曲とは思えないほど、バリエーションがあるものです。
お囃子入りと素での演奏ではやはりノリも違うのでしょう。
時々、素の演奏のもので練習しているとあまりにサラッと行ってしまうので、間を落としちゃう事が良くあります。
「ああ~ん(ToT)/~~~おいて行かないで」
そんな感じになっちゃいます。
基本的にお囃子は長唄があってのものですから、地方の方がどうこようと合わせられなくちゃいけないのでしょうけれど、はははっ未熟な証拠ですね。
十一日まで間があるあると思っていましたけれど、後一週間しかないのですね。
がんばらなくっちゃ!