よく師匠に言われるのは、
「もうこれくらいやったら、手を覚えましょう。曲の手組みを覚えましょう。間を間違えなくなんていうのは卒業して、もう一歩上を目指さなくちゃ」という言葉です。
このもう一歩上というのが、なかなか難しい。
高校までの勉強と一緒。与えられたものを吸収してそれでクリアなのです。
けれど、お囃子は体育の機械体操とは違います。きっとたぶん、芸術ですからその間に何かあったり、その一音に何かがあったり、、、つまり表現という事ですね。これって、教わってできるものではありません。自分自身で感じて自分自身で開拓していくしかないのですよね。
十一月の会。『廓丹前』は並びなのでタテの方に追従するのが当然の事ですが、『越後獅子』はタテです。
手組みはいいのですが、一歩先が難しい。頑張れfuyusunです。