今年に入ってずっと「鏡獅子」のお稽古でしょ。
できない癖に、同じ曲ばっかり練習していると、さすがに大好きな曲も飽きてきます。
なんて言っちゃいけないのですが。
わけあって今回は超丁寧にご教授していただいているんです。
ですから、「飽きた」なんていっている場合ではないのですが…。
でも、今日みたいな休日はいっぱい練習できる時間があるから他の曲もやっちゃおなんていう気分で色々やっちゃった。
もちろん「鏡」の小鼓の練習もしたけれど。
もうすぐお花見の季節ですよね。
そうだ「花見踊り」でもやっちゃおう!
花見踊りの太鼓というのはとっても楽しいのですが、ちょっと初心者には難しい。でも、何事も挑戦という事で「花見踊り」の太鼓なんかをやって遊んでしまいました。
以前、今の師匠が「花見踊り」の太鼓は特に最後が難しくて、お弟子さんにお稽古として教える手と、実際の手は違うという事を聞いた事があるんですけれど、確かに聞いていると附けと違う事を打っているの。でも余りにも早いし、太鼓の単語は良く分からないので何を打っているんだかさっぱり分かんない。
さてさて、「花見踊り」で一番好きなところはお囃子の手で言うと「出端越の手」という所。上野のお花見風景を唄っているんですけれど、とっても幸せ気分になっちゃうのです。なんか気分のいい所です。
花見踊りなんて乗りのいい曲をやったものだから、すっかりメーターが上がっちゃって、三味線までやってしまいました。
三味線の師匠の母が飛び入り参加。二人で花見踊りを合奏。その後、「都風流」という小粋な長唄なんかもやっちゃった。
時計を見たら七時過ぎ。始めたのが二時…五時間も邦楽で遊んじゃった。