お墓参り | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

お盆に入り、今日はたまたまお休みともぶつかりお墓参りに行きました。
一年半前、父の妹である伯母と従兄弟が従兄弟のご主人の仕事の都合で、父の郷里の愛知県からこちらの方に引っ越してきました。という事で、今年の父のお墓参りは、その伯母と従兄弟夫妻プラス従兄弟の子どもととても賑やかでした。

父が亡くなったのは六年前の春の事で、今年で六回目のお盆を迎えます。
早いものです。
ちょうど、私が准看護師から看護師になる為の学校を卒業し、国家試験を通過、念願の看護師として働き始めた矢先で、まるで私が看護師になるのを待っての旅立ちでした。
腎臓癌。あれは、症状が出にくくて見つかった時は手遅れが多いと言いますが、本当にそうで、病気が見つかった時は骨に転移していて、もう末期の状態でした。

実を言うと、父とはあまり良い親子関係ではありませんでした。
生前は、「いなくなってもせいせいするだけ」なんて思っていましたけれど、やっぱり、いるべき人・・・つまり家族が一人欠けるというのは淋しいものですね。

父のお墓は本郷の方にあります。
今日は、お寺さんの方で、お盆の法要をやっていまして、ご住職のありがたいお経とか、説法を聞いてまいりました。

お盆というのは、お釈迦様の弟子の一人、目連尊者という方のお母様のお話に由来するそうです。
目連尊者は大変、母親に可愛がられて育ったそうです。
母が亡くなり、ある日彼はお釈迦様に「今の母はどうしているのでしょう」と尋ねたそうです。
お釈迦様は神通力で、現在の彼の母親を見たそうです。
食べ物を口に運ぶとその食べ物が炎となり消え、水を飲もうとすると水が炎となり、やせ細りとても苦しそうに日々を過ごしている・・・つまり、目連尊者の母親は餓鬼地獄に陥っていたのですね。
お釈迦様は、目連尊者に七日間法要を繰り返す事で母は救われると教えたのだそうです。
で、言われたとおりに彼はして、母はその後極楽浄土に旅立つ事ができたのだそうです。

この法要が現代のお盆の時期だったのですね。
という事で、お盆というのは、地獄に落ちて苦しむ人々を現世の供養によって救い、また先祖に感謝するという意味の行事なのだそうです。

さて、お墓参りも済んで、お昼はラクーアの中にある、Konishikiのお店『アンバランス』で食事をしました。
ご老体たちはあっさり系の食事を頼んでいましたね。
そして、まだまだ若いぞ組はとんかつ御前。で、おちびちゃんはお子様ランチ♪
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お子様ランチは豪華版ですね。
ハンバーグにエビフライ・・・あっ!でも、野菜が少なくないかい?プチトマト一個にフライドポテト少々・・・栄養バランスよくないなぁ。
でもね♪おもちゃ付き、いいですね♪

さてさて、今日も太陽ギラギラ。厳しい残暑でした。
でも、やっぱり秋なんですね。
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秋の七種の藤袴に良く似た花が咲いていました。
一歩一歩確実に秋はそこまで来ています。
でも、秋は嬉しいけれど、そのあとに冬が来ると思うと・・・
なんか手放しに喜べない私がいました。


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