
写真の左側の一対が細撥で、右の一対が太撥です。
頻度的には太撥のほうが多く使われます。
・・・そういえば、曲の最後(段切れ)、細撥で終わることはないなぁ。
たぶん、もともとは太撥オンリーという感じだったのでしょうね。もともと、お能をやっていらした武士の部屋住みの方がバイトという感じで、歌舞伎のお囃子が始まったようですし。。。
それが、のちのち、曲調でお祭囃子みたいな雰囲気を入れてみたいとか、そんな感じで細撥も使うようになったのではないでしょうかね。。。
細撥の手は、大概お祭囃子から来た手ばかりです。
ですから、お祭好きの私としては、打っていて楽しいです。
楽しい・好き=上手いなら良いのですが、なかなかそうもいきませんね。
先日、たまたま見つけた神田祭のお囃子のサイト。そこに色々なお祭囃子の手組とか載っていたのですが、“屋台”“四丁目”“麒麟”・・・、あら、こちらと同じ名前だわ♪
ただ、やっぱり、似ていて中身はちょっと違うのですね。
良くお祭で、雰囲気を出すために効果音として使っているお祭りのお囃子の手は屋台。
聞いた感じでは、全く同じように聞こえるのですが、違うのですね。
大発見♪
細撥の入る長唄は、
例えば、『越後獅子』とか『神田祭』とか、そうそう、今やっている『紀文大尽』もそうですね。
粋というか、軽快というか、そういったイメージの曲に細撥がはいります。
何かが真面目(?)、お堅い(?)の私には、楽しいけど苦手なのですね。
真面目に打とうとするから“重く”なっちゃう。じゃあ、と言う感じに“軽快”を目指すと、今度は下品になってしまう。本当に、センスの問題なのでしょうが、難しいです。
うーん。。。
上手になりたいなぁ>o<
いろいろ、イメージ沸くんだけれど、技術がないばかりに表現できない。
なんかもどかしい気分です。
頑張って、練習しよう♪

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