神田古本屋街 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。




久々に神田古本屋街を散策しました。
色々な古本屋さんが軒並み。各本屋さんは歴史なら歴史専門。演劇なら演劇専門という感じで、こういった関係の本を探したいという時は、その取り扱っている本の種類で本屋さんを探します。
今日の目的は「邦楽関係」の本を探しに歩きました。
特に目的の本はないのですが、面白いネタ本はないかしらと探しに行ったのです。
この写真の本屋さんは「能楽」専門。といっても能楽だけじゃなくて邦楽関係の本も置いてあります。
けっこうこの近辺は能楽関係の専門書店がいっぱいあります。
この写真を見て気がつきませんか?
本屋さんなのに、小鼓なんかを売っているのです。
まあ、物はやや疑問。。。の商品。たぶん鳴るのに苦労しそう。。。そんな楽器でしたけれど。

そうそう、神保町から御茶ノ水方面に歩いていくと、楽器専門の古道具屋さんがあります。
ギターとかアンプとかそういった洋楽器を主に置いてあるんですけれど、その楽器たちに紛れて、長唄用の締太鼓・大皮の胴が置いてあったのには吃驚しました。
まあ、古い楽器ではなくて、いかにも最近作成されましたという楽器ですが吃驚です。

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ちょっと小腹が空いて来ました。
という事で、とにかく神田に折角来たのだから、神田らしいお店としてこの喫茶店で昼食を摂りました。
中は薄暗く、ややレトロな感じ。
うーん???
コーヒーをお願いしたら、おまけに「バターピーナッツ」が出てきました。
おおっ!ローカルというか、レトロというか。
私がうーんと幼い頃は、どこの喫茶店もコーヒーに何故かおつまみの「バターピーナッツ」が付いてきたという記憶があります。
けれど、何時の間にかそういった喫茶店は名古屋だけの文化と思い込んでいました。
まだ、東京でもコーヒーに「バターピーナッツ」を出すお店が生きているんだなといたく感動しました。


ここまで来たついでに観光していこう。
そんな感じで、九段の方に歩いて行きました。
やっぱりここまで来たら靖国神社に行かなくちゃね。

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都会の真ん中とは思えない静かな環境です。
まあ、政治的な事は良く分かりませんが、純粋にここに奉られている方々が日本を守って下さったおかげで、今の平和な日本があるんですよね。
戦争って、勝った負けたは国の問題。勝っても負けても、どちらの国も犠牲者は出るわけで、その国に生きる人にとってはとても不幸なものですよね。
なんか、軽いノリで鳥居をくぐったけれど、神社を出た時はちょっと重い気持ちになってしまいました。
そうそう、本殿をお参りしてちょこっと覗いたらお雛様が飾ってありました。


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そうですね。
気がつけば明日はお雛祭りですね。
もう春なんですね。