あっという間に七月になってしまいました。
浴衣浚いが八月二十日にあるんですけれど(例の「鏡獅子」を演奏する会です)、何だかんだもう二ヶ月を切ってしまいました。
うーん、ちょっとやばいな…。
どうも苦手なところの克服が仕切れていないのです。
今頃何をやっているんだろう。なんて思っちゃいます。
たぶん意識の仕方が悪いのですよね。
普通は苦手な部分が近づくと、よし気を付けようとなるのでしょうが、私の場合は「ああ!苦手なところが来ちゃったよ」とやや逃げ腰というか、非常に緊張してしまうのです。
緊張感というのは非常に大切なものなんですけれど、緊張の仕方が間違っていると、人間って必ずと言って良いほど失敗を招きますよね。
余談ですが、医療過誤などの分析をすると、過誤を起こした人の心理状況でけっこう多いのが「過度の緊張」です。絶対に失敗できないと思うと過度の緊張が生じてしまい、なんか極初歩的な馬鹿みたいなミスを犯してしまうのです。
反対に、「こんなの楽勝」と油断の気持ちも同じようなミスを犯してしまいます。過度な緊張も油断の気持ちもどちらも良くないのです。
苦手な部分が近づいてくると、小鼓を打つ手が非常に緊張してしまうのが分かります。
最近、少しずつ克服しつつあるのですが、お稽古場に行くとだめなんですよね。お稽古場でこれですから本番はもっと緊張しちゃうのでしょうね。
今度の夏の会にあたっては精神的克服が優先順位として一番先に来る課題だと思います。
明日は七月最初のお稽古です。
明日は天気があまり良くないようですね。
ブルー…。