
熱い熱い夏の思い出の一ページが完了しました。
ああ、燃え尽きたぜ!
反省するべき点は大多数。
最低限、手は間違えない。。。も出来なかった。
しかし、賛助の先生方(特に大皮の先生)に救われて、流れを止める事なく幕を下ろす事ができました。
全体的には、とってもカッコよく『蜘蛛の拍子舞』らしい曲に仕上がっていました。
私個人的な小鼓の点数は赤点ギリギリだったかしら?!
けれど、長唄として全体の点数はきっと最高得点だったと客観的に当日の演奏の録音を聴いて思いました。
それにしても、のりが良かったですね。
たぶん、下浚いから出したタイムテーブルですが、一分は縮んでいたと思います。
もう、最後の方は指がつりそうでした。
きっと普段だったら、すっかり落ちちゃっていたでしょうけれど、舞台の魔力ですね。懸命について行くことが出来ました。・・・と言いつつ、だいぶ頭がパニックで最後間違えちゃって、大皮の方に助けられましたが・・・。
さて、お浚いが終了して、またまた課題が山積みに私のお稽古ライフに負荷されました。
一、全体的に力み過ぎ。
演奏を聴いていた母からの駄目出しでした。
『蜘蛛の拍子舞』なんて、あんなに力んじゃいけないのよ。とポロッと言われちゃいました。
確かに、前半は綺麗な白拍子が出てきて、刀問答。。。
もともとの作詞の文を読んでいても、超色っぽい。
題材が土蜘蛛退治のお話しなので、ついつい荒事という感じに最初から突っ走ってしまいましたが、そうですよね。
荒事は後半、白拍子から土蜘蛛に変身した部分。。。
ついつい、一生懸命になりすぎちゃう。
反省です。
もっと曲想を勉強して研究しなければなりません。
二、落ち着いて演奏をする。
お稽古のたびに「焦っている」という言葉を師匠から戴きます。
特に、あまり得意でない裏間を打つ時は落ちちゃいけないという真理が働いて、間が滑ってしまいます。
落ち着いて、きちっとした間を打てるように練習しなければならないなぁ。
今回、ちょっと進歩あったように思いますが。。。まだまだです。
三、不得意の克服
不得意があると、その部分になると自分自身気が乱れてしまいます。
そういった、乱れを無くすためには、不得意を無くすのが一番です。
と。。。口では簡単ですが、かなり精進が必要です。
四、他のパートに耳を傾ける
いつも、テープとかMDの音源を使って練習しているので、ある音源をなぞっていれば良いのですが、実際は色々なパートと呼吸を合わせる事が大切です。今回は、その辺が大変勉強になりました。
まだまだ、課題はありますが、大まかでいうとこんな感じでしょうか。
さて、最後になりましたが、
暑い中、沢山の方が応援にいらして下さいました。
そして、応援の心がこもった感想メッセージを戴き感謝感激です。
更なる飛躍を目指して、精進してまいりたいと思います。
猛暑の中、お運びいただきましてありがとうございます。