お囃子のお稽古【八月三回目】 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日はお囃子のお稽古でした。
なんかとってもムシムシ。絽の着物は止めて浴衣でお稽古に伺いました。

汗かきの私。昨日もずっと頑張って駅から歩いてきたので、師匠宅に着いたら玉のような汗がいっぱい吹き出てきました。
「暑いね。太鼓を打つともっと暑くなるから」とお部屋の温度を下げてくださいました。
なんと20℃。超涼しかった♪私は暑がりなので気分爽快でしたが、師匠はきっと寒かったに違いないです。

さて、太鼓の曲は突然『新曲浦島』に変更。『梅の栄』途中で終了という感じです。
待望の夏らしい課題曲。セリと龍神。
龍神。これは何の事もない手なんですが、曲として打つと本当に難しいと思います。
インテンポでは味気ない。重からずもたれず、あっさりはダメ・・・。ザ・邦楽という間です。
ずっと昔、とある方から「これは龍神の寝息」と伺った事を思い出しました。「テレン」じゃなくて「コックリ」そんなイメージを持っています。
洋楽と違って、譜面にあったきちっとした間を打つんじゃなくて、その人の感性の間を打つという感じなんでしょうね。
難しい課題です。

すっかり龍神モードになってしまった私。
次の『廓丹前』の小鼓。超重たいセリになってしまいました。「こういうのはサクサクとやんなきゃ」と怒られました。すみません・・・切り替えができませんでした。