お浚い会に行く | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

八日は、新宿の四谷区民ホールにて『東京邦楽の集い』というお浚い会に行って来ました。

主催の方はお囃子方の先生なのですが、お弟子さんのお囃子のお浚いだけでなく、長唄・大和楽・小唄・端唄・日舞と盛り沢山の番組なのです。
たまたま、知人が大勢この会に参加しておりまして応援に行ってきたのであります。
全部で40番以上の演目で、すごい番組数でした。
けれど、なるべくエコノミーで多くの方に楽しんでいただきたいという会主さんの方針があるのでしょうね。そんなすごい番組数なのに賛助の先生は吃驚するほどの人数。
本当に
休む暇がないというのはこの事という感じでした。
終盤、薄っすらとお髭が・・・という方もいらして、疲労感が漂っていましたが、
演奏のパワーが落ちることはなく、本当にプロってすごいなぁと思いました。

評論家のI先生が長唄をご披露されていました。
なかなかの腕前。吃驚でした。

この会は去年も一昨年も、ネットつながりの知人が大勢ご出演という事で伺っているのですが、全然知らない方の出し物って普通は休憩タイムみたいになっちゃうのですが、お囃子で出されている方の番組って、なんか“同じ趣味を持つ仲間”っていう感じがして、気になってみてしまいますね。
一昨年よりも去年。去年よりも今年。確実に皆様、成長されていて素晴らしいなと思いました。
私も、あの方たちのように成長しているだろうか。と自分を振り返る良いチャンスとなるものですね。

そうそう、一つ気になった事がありました。
これって、違うお浚い会でもたまに見かけるのですが・・・
ある出演者のご夫人が、ロビーで談笑されていたのですがね、ロビーの椅子に小鼓をポンと置いた感じで夢中になってお話をされているんですよ。
それも、その場を離れちゃったりして。
まあ、人にはそれぞれの価値観がありますが、楽器というのはわが身も同様という価値観を持っている私には、とても信じられない光景なのであります。
もし、何かあったらどうするんだろう???
私だったら絶対に手放さない。
小心者の私は、楽屋に楽器を置いて、その場を離れるだけでもドキドキしちゃうのです。
何が起こるか分からないですものね。
しかしながら、ロビーの椅子は更に危険だと思いますよ。
小鼓とかそういったのはコロコロしていますから、何かの衝撃でコロコロと落ちちゃうかも知れない。
他人様なんぞ、その楽器の価値なんて知ったことではないのですから、無神経だと思いますよ。
絶対に、人が大勢出入りしているロビーの椅子に楽器を置きっぱなし、それも目を離す何てやめた方が良いと思います。

さてさて、ご出演の知人の皆様、昨日(・・・一昨日か・・・)はおめでとうございました。
また、お疲れ様でした。


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