癒されることって、何ですか? | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
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こんにちは!トラックバックテーマ担当浜地です。 今日のテーマは「癒されることって何ですか?」です。 仕事している人や、学校へいってる人、家事をやっている人も毎日ごくろうさまです。5月に突入しましたが、みなさん5月病にならにように気をつけてくださいね^^そこで、皆さんに、これをすれば癒される~!!私はこ...
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私にとって一番の癒しは、やっぱり小鼓を打つ事でしょう。
もちろん、長唄などの好きな音楽を聴くのも癒しとなりますが、やはり自分で小鼓を打つというのが最大の癒しになります。

初めて小鼓を手にして鳴らした時の感動。
そうそう、私は小鼓がはじめから鳴っちゃったという珍しい人間です。
最近聞いた話ですが、テニスとかスナップを効かせるスポーツをしていた人は、意外と苦労なしに小鼓を鳴らす事ができるそうです。
いやいや、なかなか小鼓というのは鳴らすのに苦労する楽器なんですよ。
ですから、たぶん初めて小鼓が鳴った感動は、きっときっと苦労して練習して“鳴りました”という人の方が大きいと思います。
私の場合は、大きな音が耳元でなって吃驚の感動の方が大きかったかもです。。。
しかし、その吃驚の感動と伴に、“すっきりした~ぁ^^”という感動もありました。
なんか、詰まっていたものがスコーンと抜けた感じ。
私は便秘症じゃありませんが、たぶん便秘が改善した時って、ああいう感動なんじゃないかしら???

どんなに疲れていても、絶対に小鼓の稽古はする。というのは、稽古というよりは“癒し”を求めているのかも知れない。
けれど、乾燥の季節の冬とか、うちの小鼓は場合は湿度が高すぎの季節もあかんのですが、そういった季節の時は、私の心を癒してくれるような小鼓の音がしないので、かえってストレスになる事もあります。
求めている音が欲しい・・・
けれど、楽器はそんな音を出せるコンディションではない。
悲しいです。

小鼓はまるで生命のある楽器のようです。
同じ楽器なのに、日々気持ちとか状態が違うのですよね。
非常にご機嫌斜めな時もある。そんな時は、コンディション的に良い季節であっても変な音が出る。
反対に非常にご機嫌な時もある。音が弾んで嬉しそう。
一打一打、私は小鼓と会話する。
ご機嫌が悪い時はなだめすかして、ご機嫌の良い時は一緒に楽しむ。
この関わりが、小鼓を鳴らすという行為よりも、私の癒しになってくれているのかもしれない。