
本日、一泊二日の京都の旅より戻って参りました。
昨日、松原通りより錦方面に入ったところの古本屋でこんなものを見つけました。
「観世流太鼓手附序之巻」
つまり、観世流の太鼓の手ほどき書です。
私の習っている長唄のお囃子の流派は、根源を辿ればお能の観世流につながって行きます。
だいぶ、長唄の方ではオリジナルに成ってしまっているところもあると思うのですが、元祖を知るというのは良い勉強になります。
この書によると、
「舞い働」と「中の舞」を終了すると、やっと入門を許されるようです。
フムフム・・・。
「舞い働」は、。。。そうそう、“竹生島”に出てくるあれか。。。
「中の舞」。。。そうそう、“蜘蛛の拍子舞”の冒頭だ・・・とか思いながらこの本を読んでいます。
ところで、打ち込みという手があります。
私的に打ち込みって一つのフレーズの最後に打つ手というイメージがあります。
さてさて、この本で。。。
「舞い働」も「中の舞」も掛かり・・・つまり始まりですよね。
この最初の手に打ち込みが付いているのです。
・・・ちょっと吃驚。
意味を勉強してみよう(*^。^*)
さて、京都旅行のレポはこちらにまとめました。
http://tenshi.web.infoseek.co.jp/
kyouto2006/kyouto2006.html