あんまり、小唄とか端唄とかいわゆる「お座敷邦楽」というのは耳慣れていません。
今日は珍しくNHKの「邦楽花舞台」で端唄・小唄をやっていていました。
「夏」というテーマで何曲か小唄や端唄を聞いちゃった。
もともとは歌舞伎音楽である長唄とは趣が違って、粋でいいなぁなんて思っちゃいました。
そうそう、最近のNHKの「邦楽花舞台」ちょっと凝り過ぎじゃないという傾向があるように私は思います。
今日も、どこかのホテルかなんかの庭園で踊ったり、唄ったりという演出だったけれど、あんまり視覚に凝られちゃうと想像を楽しむというのが出来なくてちょっとつまんないな。
同じ大きな河でも、奥多摩の流れる多摩川と下町を流れる隅田川ってぜんぜん違うじゃないですか。
川の流れも違うだろうし、周りの風景も違うし、そこを漂っている空気も違いますよね。
自分としては、江戸時代の深川あたりを想像して音楽を聴いているのに、視覚で山の自然に満ちた風景を音楽に合わせて出されちゃうと「うーん邪魔!」と思ってしまいます。
そう思うのは私だけなんだろうか…。
まあ、NHKさんの演出に文句は言いたいけれど、小唄や端唄の世界も面白そうですね。
そうそう、ブログのお友達でくりさんが小唄をお稽古しているんだっけ。それから…はななさんは端唄をやっているんだっけ!
今度、機会があったら聴かせて欲しいな♪