
四年前の八月だったか、
縁あって、うちにお嫁に来た小鼓の「まさちゃん」。
本当は、カラスの胴(蒔絵のない真っ黒な胴)に掛っていたのですが、去年四月に入手した瓢箪の蒔絵が描かれている胴に交換して観た。
小鼓という楽器は本当に我がままだ。皮と胴の相性が悪いと音すら出てくれない。
まあ、ベストコンビだとは思いませんが、この瓢の胴とまさちゃんの皮。まずまずの相性だ。
このカラカラ気候。湿度の好きな小鼓にとっては厳しい季節だ。
めっている小鼓のコバチャンでも厳しいのに、新調のまさちゃんはなおさらでしょう。
加湿器を掛けて、稽古場の湿度を上げる。
(三味線弾きの母的には同じ部屋に三味線があるのでありがたくないようだが・・・今のところ、桐のタンスに入っているので影響なし)
ポンポン♪けっこう鳴るじゃん♪
まだ新しい皮の音だけれど・・・。しかし、うちに嫁に来た当時よも成長した気がする。
『四季の山姥』を当たってみる。
「短いクセ止め」・・・やめてくれ!この手、難しすぎる。
何気に、椀久に出てきた気がするな。違ったっけ??!