今日は涼しかったですね。
絽の着物を着てお稽古に行きましたが大汗かくこともなく過ごすことができた♪
何だかんだいって今年は冷夏かもですね。
さて、太鼓は「軽快な曲をやりたい」という私の希望から、『供奴』が選曲されました。
今年の邦友会で出した曲。散々稽古したので、太鼓もやったつもりでいましたが、やっていなかったのですね♪この暑いのに暑苦しい曲でなくてよかったです。
この曲の頭はヲロシという手。「テケテケテケテケテケテケテケ・・・・ポン イヤーテレン」というやつです。これ苦手。だんだん右左の打つ手が一緒になっちゃう。寄れちゃうし・・・
またまた、
「晒し」という手もあまり経験がないので、「なんだっけ?」になってしまった。
小鼓は『小鍛冶』をもう一度お願いした。
初心者で習う曲ですが、実はそういう曲に限って難しい。
「竜泉太阿いざ知らず~」のところの押しているところの掛け声が今一つ分からなくて・・・。
ここ、きちっと決まればカッコいいと思う。
次回は小鍛冶じゃなくて・・・。
と言う事で、『勧進帳』に入ることになった。
大好きな曲。いつかお稽古していただきたいと念願に思っていました。
でも、師匠的にはあまりお勧めでない曲の一つだったような・・・。だから、きっと何かのお浚い会で「絶対にやりたい」と我がままを言わない限りやれないお稽古ではしないだろうなと思っていたのでうれしいです。
亡くなった前師匠の『勧進帳』の大皮は最高に素敵だった。
そんな師匠に『勧進帳』をお稽古していただいた経験がありますが、怒りの絶頂。涙々の稽古だったことしか記憶にない。小鼓の附けに師匠がいつも大皮の手組を書いて下さっていたのですが、几帳面な師匠でいつもきれいに書いて下さっていたのに怒りの絶頂のためかグチャグチャと書いてある。
それを見るたびに情けない気分になる。
楽器が違うけれど、二十年近くたってのリベンジだなぁ。がんばろう。