


お天気が今ひとつでしたが、そんなに寒くも無く穏やかな午前中でした。
今日はお休み。新宿御苑にお花見に出かけました。
老若男女。国籍も様々。大勢の人がこの巨大の広場に集まっていました。そうか、今日は日曜日。私だけじゃなくて、みんなもお休みか・・・。
大都市新宿であることを忘れそう。ナチュラルな空間を満喫です。
ここは、もともと徳川家臣の内藤家の上屋敷跡。維新後は皇室の庭園に。そして、今は環境省管轄の庭園で一般公開されているわけです。







桜と言っても色々あるんですね。ここには六十五種類の桜があるそうです。
色、花の形といろいろ違うものですね。
お姫様や舞妓さんの簪のようですね。
私は山桜や八重桜が好きです。


さて、御苑も広大。いっぺんに散策は無理。今日は大木戸門から新宿門を散策しました。
千駄ヶ谷の方に行くと、イギリス風庭園とかフランス風庭園があって、きっとまた趣が違うのでしょうね。
でも、私は「和」が好きですから。
玉藻池。ここは写真愛好家のスポットらしい。
私はこの角度が好きです。



さて、次は旧御涼亭。昭和天皇がご成婚されたときにお祝いに台湾の有志の方から送られた建物らしいです。昭和二年のことらしいですよ。
このあたりは戦火が厳しくて、この御涼亭と写真にはないけれどご休息所という洋館だけが焼け残ったのだそうです。
御涼亭から見た景色は四季をそれぞれ堪能できるように演出されている。
いやいや贅沢な演出で、きっとたぶん・・・昔の人の方が心が豊かだったんだろうな。




さて、御苑には二つの茶室がある。
『翔天亭』と『楽羽亭』。今日のお手前は『楽羽亭』。
枝垂桜・・・まだまだですね。
700円・・・ちょっと高いかな。お茶を出してくださった方・・・、普通の主婦みたいな方で髪の毛ボサボサだし、着物はたんす屋で1000円位で買ったの?と思うような普段着っぽい小紋。出されたお菓子やお茶に比べてぜんぜん格式の無い感じ・・・。やっぱり700円とるならそれなりに迎えて欲しいものですね。
ここの掛け軸は、元総理大臣の中曽根氏が書いたものらしい。







さて、新宿門に向かう。
お茶は今ひとつでしたが、またまた目前に広がる贅沢な景色に満喫。







さて、
桜以外に素敵でした。
可愛い「しいたけ」♪
松の根にスミレの大群♪
無邪気な発見がいっぱいでした。
バラの季節も綺麗らしい。バラの季節にも散策したいものです。
そうそう、お土産屋さんの散策も忘れました。