昨日から、
小鼓は『狂獅子』、太鼓は『神田祭』と新しい曲に入りました。
どちらの曲も私には難しすぎる曲なんですが、やっていてとっても楽しいです。
『狂獅子』は、先々代のお家元の作調らしいです。
さすがに名人のつけられたお囃子なので・・・超難しい(汗)
しかし、先々代のお家元の作調は、ほかの曲でも体験済みなのですが、やればやるほど楽しくなるという不思議な特徴があります。
「もっともっと打ちたい♪」
「打っていて楽しい♪」
本当にまるで魔法のような手組みです。
『狂獅子』をお稽古しますと決まって、いろいろな音を聴いてみましたが、
えっ!こんなんお稽古するの~д~
でしたが・・・音に合わせて手を動かしていると、だんだん魔力が効いてきちゃって楽しい気分。
こんな曲をお稽古していただけるなんて幸せという風にチェンジ♪
不思議な曲です。
『神田祭』もお祭系なのでとっても楽しいです。
三味線の文化譜に、何故か「ここから太鼓は神田丸」とか欄外に書いてあるのです。
それを頼りに
『紀文大尽』や『風流船揃』や『廓丹前』とか『俄獅子』とかとか
今までやった細撥の曲の附けを引っ張り出して手組みを解明してお稽古に出向きました。
しかし、この曲は演奏家の先生方によって色々。
決まりがあるようでないような。
うーん、雰囲気という感じなんでしょうかね。“ねばならぬ”という事がないというか・・・。
いやいや、なかなか今回の二曲は楽しいです。こんな楽しい曲に出会えて楽しいです。