![]() | 牛若丸 (新・講談社の絵本) (2002/03) 近藤 紫雲 商品詳細を見る |
とっても懐かしい絵本♪小学校に上がる前に読んだことを記憶しています。
この物語、「京の五條の橋の上~♪」とかいう童謡もありましたよね。たしか『牛若丸』とかいう唄♪
たぶん、多くの方のお馴染みのお話ではないでしょうか。
さてさて、このお馴染みの物語。
実は、長唄でもこの物語を扱った曲があるのです。
明治元年に三世杵屋勘五郎によって作曲された『橋弁慶』。
この曲は、謡曲の『橋弁慶』の歌詞を使って、そこに長唄の伴奏をつけたものです。
ストーリー性が高い曲です。
そして、もう一曲。
明治三十六年頃、十三世杵屋六左衛門によって作曲された『五條橋』。作詞は三宅豹隠という人です。この曲は、『橋弁慶』の美味しいところ取りの曲で、チャンバラシーンを特にクローズアップした曲。
どちらも、大薩摩ものですが、三味線的に言うと、たぶん『五條橋』の方が色々と腕の見せ所があり、素人のお浚いで、どちらかをやるというなら、たぶん『五條橋』を選択するんじゃないかな・・・。
唄方だったら、うーん・・・たぶん『橋弁慶』
お囃子だったら・・・私だったら『橋弁慶』かな(*^。^*)
さてさて、
前回まで、お囃子の小鼓のお稽古では『橋弁慶』をやっていました。前回のお稽古で無事終了。
そして、次回からは、
なんと『五條橋』なのです。
作曲者が違いますが、しかし、同じ題材ですし、『橋弁慶』をヒントとした曲ですし、この二曲は本当に良く似ているのです。
次回のお稽古に向けての予習をしているのですが、
とにかく混乱・・・。
ついつい、前回の『橋弁慶』の手が出てきちゃう。微妙に違うのですよ。
この微妙が・・・TT
しっかり、二曲を分類。認識するには、続けてお稽古するというのが良いのでしょうね。
『橋弁慶』が私の記憶に鮮明だからこそ、混乱するのですよ。忘れた頃では意味が無い(*^。^*)
まあ、とにかく頑張ります。
うーん、あと一週間あるから、
頑張って頭の中の整理をしよう。
