ワーキングプア(?) | fuyusunのfree time

fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

日本人、仕事に家庭に趣味に・・・
色々多忙の今日。
という事で、最近のお弟子さんというのは、お稽古にはきちっと来るけれど、全く復習予習をして来ない人が多いように思います。
そうそう、最近の方はネットが普及して、色々な出会いが簡単にできるようになった。そのせいかしらね。。。
やりたいと思う事をなんでもかんでも挑戦。そり挑戦心は凄いけれど・・・。
お稽古というのは、その場で習う事よりも自宅で復習・予習することが重要。子どもの頃からそういわれて育ちました。(それが学習の方に活かされていたら凄かったのですが)
復習はもっとも重要。前回習った事は100%を目ざす。これが重要です。
なかなか100%の克服なんてできるものではありません。それを努力する事が大切であって、その形跡はお師匠さんというのは感じるものです。

私は超ケチです。
ですから、赤点を取ると再試料を1000円も取られると説明を受けて、絶対に再試を受けないと看護学校の入学当初から誓って「赤点にはならない」が優等賞に・・・。周りは「頭がいい」「すごい」と評してくれるのですが、1000円払いたくない一心。ケチがこうじて優等賞は凄いですね。・・・と今でも思います。

お稽古も覚えなければ前に進みませんね。
前回とまるっきりおなじお稽古で終わったなんてもったいない。
自分の技量不足なら仕方がないけれど、自分の努力不足でそうなら・・・お稽古している資格はないですね。

邦楽はもともと譜面のない世界。口伝の世界です。
ですから、譜面等を好まない先生というのは今でもいらっしゃいます。
まあ、譜面の善し悪しがありますが、プロは常に100曲以上は言われたらすぐにできなければならないといわれています。そうなるためには、多忙な現代日本人は譜面は不可欠です。
つまり譜面に甘えちゃいけないという事です。

この世の中には、プロというのも色々です。
演奏者としてのプロもありますが、後進を育てるプロというのもあります。
歌舞伎から発祥した邦楽というのは男社会なので、なかなか女性の活躍を嫌がる世界ですが・・・
ある偉い演奏家の方曰く、
女性というのは、末端開発や後進の成長に不可欠な存在なのです。
まあ、女性というのは日陰の身。しかし、日陰とて油断大敵です。


私はアスペルカー症候群ぶりっ子で、自主トレ目ざして、公務員如し帰りますがね。。。
実際はアスペルカー症候群ではないのが・・・苦痛の始まりです。
はあ。。。