お浚い会に行く | fuyusunのfree time

fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。


昨日は、東音の中島勝裕氏の門下の方々のお浚い会に行って来ました。
知人が出ていたわけではないのですが、お囃子の師匠がお仕事で行っていらっしゃいますし、たまにはお祭りな演奏会も楽しみたいなと出かけたのです。

入場無料とか東音会のHPに宣伝が出ていましたけれど、
入場引換券が必要とかそういう会じゃないかしら・・・と思いつつ出かけました。
会場に着いて
「東音会のホームページでこの会を知ったのですが入場できますか」とお伺いしたら
快く
「どうぞ」と^^
良かったです♪

お浚い会は番数が多いですから、
お囃子の入らないのだけパスして・・・なんて思っていたら、お囃子の入っているものばかりで・・・。
結局、三番目の出し物から延々と最後から二番目まで・・・
三曲くらいパスをして拝聴。お尻に根が生えそう・・・
いやいや、専門的に言いますと褥創(床ずれ)ができちゃいそうでした。
ついでに、エコノミー症候群になりそうでした。時々、立ち上がって下肢血行を促しましたが、絶対に専門知識がなくて、座りきり・・・エコノミー症候群になります。昨日の国立の客席は蒸し暑かったから脱水になりそうでしたし・・・。
そうそう、皆様、お気をつけ下さいね。エコノミー症候群。何も飛行機だけじゃないのですよ。

お浚い会というのはレベルがまちまちですが、皆様一生懸命というのは変わりない事です。
ただ、年齢的な事もあるかも知れませんが・・・
三味線の方がどうどうと見台を使って譜面をカンニング・・・すっごっくいただけないと思います。
日本の楽器の演奏は長唄に限らず暗譜が基本ですから・・・。

南田洋子氏ではありませんが、
覚えられなくなった時が芸人・芸能人の引き際です。何せ定年ないですから^^
それが本来と思うのですが・・・
素人さんにそこまで望むというのは
「覚えられないので会に出られません」とかになっちゃうから
衰退につながっちゃうのかな。。。。

さて、昨日の演奏会で
お稽古している『正次郎連獅子』と『越後獅子』が出ていました。
勉強になりました。演奏会後、楽屋に伺って、師匠にご挨拶をしたのですが、
「そうか・・・越後獅子・・・あの通りだよ」
あの通りって・・・
確か私が思いこんだものと違うなと思ったところが二箇所あって、一箇所・・・私は担ぎで覚えたけれどそうじゃないというところがあったけれど・・・
どこだったかな。。。。
そんな感じですから・・・やばいです。
正次郎連獅子では、私の解釈と違う表現で・・・びっくり。
それも楽しいなと、真似しましたが、何か違うみたい。。。
お囃子というのは簡単そうで難しいです。