

買い物に出かけた母。しかし、「行って来るね」と出かけて、五分もせずに携帯に電話。
「ねえねえ、サクラが咲いているわよ」
・・・
うんなわけないでしょ。と思いつつ、大スクープと思いカメラを持って出かけました。
確かにサクラに見えるけれど。。。実が生っている。なんの実だろう?
サクラに似ているけれど、やっぱ実が違うし・・・りんご?!
「リンゴの花びらが 風にちったよな
月夜に 月夜に そっと えええ……
つがる娘は ないたとさ
つらい別れを ないたとさ
リンゴの花びらが
風に散ったよな あああ……」
しかし、あの唄・・・春のイメージがありますが。ネットで調べてもやっぱり、春なんだなぁ。
サクラもゲッという感じですが、もしかして、これがりんごとしてもゲッなのかもしれません。

やっぱり、秋といえば菊ですね。
菊祭などで展示される立派な菊も素晴らしいですが、こういった街にさりげなくある菊もまた趣きがありますね。

さて、これは紫式部という花らしいです。
“めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな”(紫式部:百人一首)
源氏物語の作者として有名な紫式部を思わせる植物。
紫式部VS清少納言
かなり紫式部は清少納言を意識していたようですが、実際には二人に面識は無かったといわれています。
しかし、「清少納言こそ したり顔にいみじうはべりける人 さばかりさかしだち 真名書き散らしてはべるほども よく見れば まだいと足らぬこと多かり」と紫日記で書いているそうな。かなりライバル視していたみたいですね。
同じく歌人の和泉式部に「あの人は素行は良くないけれど、歌はすばらしい」とか言われていたそうな。
はははつ、才能ある女性の世界というのは、昔から・・・なんとも言えない雰囲気があるようですね。

この花。ホトトギスというのだそうです。
ホトトギスって・・・鳥???
鳥→不如帰または時鳥
花→杜鵑

菊には絶対に見えませんが、秋明菊。
中国名は秋牡丹。
うーん、菊にも牡丹にも見えませんがね。
金鳳花科でアネモネなんかと仲間なのだそうです。花言葉は“忍耐”だそうで・・・
「私は牡丹ではありません。。。しかし、中国では秋牡丹と呼ばれています。違います・・・私は牡丹ではありません。・・・けれど、けれど・・・我慢しなければ。みんながそう呼んでくれて親しんでくれているのですから。私は菊ではありません。しかし、秋の明るい菊として親しまれています。親しまれる・・・これが大事です。私は菊ではありませんが、しかし菊の振りをしていよう。我慢、我慢」なんですね。
かどうか分かりませんが。

山茶花。秋の代表ですね。
山茶花、山茶花咲いた道。焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き。あたろうかあたろうよ。。。
うーん、寒そう・・・というイメージありますが、温かな今の時期から咲いていますね。

さて、石榴。石榴は人肉の味がするといわれていますが本当かな?
たぶん、人の子どもを好んで食べていた鬼子母神が、お釈迦様から人を食べぬ代わりに石榴を与えられ、そして子育ての神様になった。。。このいわれに関係しているんだろうな。
エストロゲンだったかな。。。女性ホルモンに似た物質が含まれていて、更年期の女性が食べると良いといわれて、一時期ブレイクしましたね。
石榴・・・秋の味覚の一つ。もう少しすると、スーパーなんかでも出回りますね。
そういえば、アケビ。
あれって、私は中のタネの部分だけを食べると思っていましたが、この前、テレビで山形では周りの皮の部分も食べるみたい。
一見茄子みたいだったけれど・・・
はあ。。。ちょっと気温も下って来たし、乾燥も実感するようになっています。
秋ですね。