テープ発見♪これは貴重♪ | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日のお稽古から、小鼓は『二つ巴』に入りました。

二、三年前くらいの真しほ会でこの曲が出ましたが、本当に馴染みのない曲で・・・とっても苦労しています。

さてどうも、稽古に使っている音が・・・
解釈の違いなんでしょうね。。。「ここはこんな感じにお囃子を打って欲しくない・・・(できもしないのに理想は高いのです)」という感じ。きっと、こういう解釈の演奏の好きな人もいると思います。個人的な感覚の問題ですからね。いい&悪いではありません。
本当に、例えば「静」をイメージしているのに、「動」だと、本当にずっこけちゃうのです。
もう、本当にこの音・・・嫌です

ということで、fuyusunライブラリー検索。
ありました♪
でも、超古い・・・。だって、ラジカセ(今や死語のようなものですが、ラジオとカセットテープが一体になったもの)じゅなくて、ラジオのスピーカーにマイクを近づけて、テープレコーダーを使って音を録音するという非常に原始的な作業。
その録音風景に出くわしたことがありますが、
櫓に布団を何枚かかさねて掛けて、録音中は息一つにも神経を使って・・・
はあ、懐かしい風景です。
その努力の結晶時代の録音です。おかげさまで音が小さいのですね。。。。

この音、、、
私にとっては超貴重な音源です。
三味線は先代(だとおもいます)の杵屋佐吉氏。つまり、作曲者の子ども。
太鼓は、子ども時代からあこがれの、現人間国宝のかの方です。
小鼓は、二年前に亡くなった朴清先生(当時は長左久氏)、ワキが我が大皮の師匠。
大皮は、大好きな先代の左吉先生。
いやいや、このキャスティングは・・・
私のベストの憧れキャスティングです。・・・
しかし、我が前師匠がワキに付くなんて・・・凄過ぎです。格的にはそうなのかもですが、でもねえ・・・。時代的なのこともありますが、私的感覚だと、前師匠を使うなら、左吉先生ではなくて、我が前師匠を大皮に。で、小鼓のワキに現芸代の教授のあの方とか・・・
または、その方と同等の方という感じかしら??!
それなのに、ワキにはまっているのがすごいです。
演奏もすごっくよいです。
もうちょい、音量アップできるといいんだけれど・・・
パソコンでなんとかなるかもですが、めんどうだなぁ・・・