またまた三番叟 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

長唄には幾つか「三番叟もの」と言われているものがあります。
九月後半から十月に掛けて「舌出し三番叟」のお稽古していて、間に一曲別分野の曲をやりましたが、「操り三番叟」とまたまた三番叟ものをお稽古する事になりました。

…私が「三番叟もの」が好きって師匠は知っているのでしょうか・・・。まさかね、偶然でしょう。
そうなんですよ。私は三番叟が大好き。
色々好きな曲はありますが、何というか三番叟は普通に好き以上に好きな曲なんです。
お囃子を打っていると凄い幸福感を感じるのですよね。
好きな曲は色々ありますけれど、打っていて幸せになっちゃう曲は「三番叟もの」だけです。ちょっと自分でも良く分からないのですが、前世で何か思い出のある曲なんでしょうかね。

さて、大好きな「三番叟もの」なんですけれど、嬉しさ半分不安半分でした。
何せ練習不足で臨むお稽古で、こんなに練習しないでお稽古に伺ったのは初めてというくらいです。
兎に角、付け焼刃でずっと音源を聴いていました。
三番叟はチリカラの部分は除いて、決まり物は今までお稽古したものに出てくるものばかりです。
けれど、ちょっと違う。その違いが落とし穴です。
それに、肝心の呼吸が良く分からない。。。

さて、来月は職場で学生指導のお役目があって何かと残業が多くなりそう。
という事はお稽古が・・・・。
うちの職場は看護学校や看護大学の臨床実習の受け入れをしています。今年は何故かその指導者のお役目が回ってきてしまいました。
指導するという事は自分も勉強しなくちゃいけないし、またまた、学生の評価をしたりけっこう思った以上に大変な仕事です。
その上、人手不足ですから日頃の仕事もしなくちゃいけません。
こんなブルーな仕事が十二月は待っています。

でもでも、良かったです。自分自身を活性化してくれる三番叟がお稽古曲で。
仕事でブルーで、ついでに私をブルーにしてくれるお稽古曲をやっていたら十二月は真っ暗状態です。
三番叟で元気になって、明るく温かな気分で未来のナースの卵の指導ができそうです。ルンルン♪