前回の記事で、皮膚に刺激を与えないで、筋層にだけって、一体どうすんの???
と言われました。^^;
や、結果的に確かに皮膚にも摩擦はいきます。
皮膚の下に目標箇所があるわあけですので。。。
大事なのは、いかに肌への摩擦刺激を最低限にするか。
ディポジットを探せれば皮膚はどうなってもいいのか?
と言えばそれはNOです。
フェイシャルリフレクソロジーはじめ、コスモフェイシャルやコスモリフト(コスモリフティング)でも結果的に、内分泌系はじめ全身機能などが整うため、お肌にも良い結果が出ますが、だからといって皮膚をないがしろにして良いかと言うとそれは違いますよね。:(。・ω・)ノ゙
なのでここで重要になってくるのがオイルの量と商材の量。
フェイシャルリフレクソロジーに関しては、ディポジット探しに慣れないうちはオイルはごくごく少なめでないと施術がしにくいと思います。
かといって、手や指の力が強い方が、少ない量のオイルでディポジットを探せば、ディポジットの痛みでなく、皮膚の痛みやヒキツレを感じさせてしまうことも。
例えば胃がんの方ががん部分を摘出すべく手術をしたとして、がんが取れればおなかの傷が汚くてもいいのかって言えば違いますでしょ。
傷は最小限が良いですし、ましてやキレイなのに越したことはありません。
(たとえがわかりにくいかしら。。。)
つまり、施術により別の問題を生じさせるなら、それは絶対NGです、ということ。
コスモフェイシャルで、最初の肌の観察が重要視されるのは使用する商材量を決めるためです。
つまりお肌の状態を見て商材の微細な量を決めるわけですが、講義で習っているのはあくまでヨーロッパ人の量である、とわたしは思っています。(このへんを講義中でつっこみはじめるとキリがありませんので、習った量+実習で感じたこと+実際クライアントさんに行ってわかったこと=日本人の実際の肌に合う量としてわたしは解釈しています。)
現にならった乾燥肌レシピの量そのままでは、施術中からお肌がとんでもなく乾燥しますし
お食事の量も、欧米人と日本人では雲泥の差があるように、肌質や体質もチガイマス。人体のつくりは同じでも、ちょっとしたことの違いが、文化の違いと同じように身体やお肌にもあるのです。
同じPCでも富士通とSONYでは使い勝手が微妙に違うでしょ、そんな感じ。^^(わたしは富士通が好き)←余談(笑)
なので、習った商材量はあくまで欧米人を基準とした一般量とわたしは捉えさせていただいているので、同じティースプーンでもロネが使っていたものより少し小さめのものを使って計量しますし、よほどのオイリー肌・ニキビ肌でない限り、クレイをただ水溶きにしたものを肌に直接塗布することはしていません。
実際スペインで、数カ国の欧米人の方のお顔に触れさせていただきましたが、やはりとっても丈夫!!!
丈夫・・・うん、ちょっとごわつくというか、かなりしっかりした皮膚で、硬さすら感じるくらい。。。
日本人の皮膚はやっぱり柔らかいです。
つまり教科書どおり、日本人は表皮が薄いんです。欧米人は表皮が厚い。
実際触れてみて、形状が違うのに、同じ分量で良いわけがない、と感じました。
このあたりは「きちんと肌を観察して商材量は判断して」と巨匠ロネが言っていたことでもあるのでしょう。
適度な量のオイルを塗布して、そのオイルを中心にクライアントさんの皮膚と自分の皮膚を滑らせて、自分の圧をクライアントさんの皮膚下の筋層にかける。
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これをロジックに説明するのは難しいです・・・。^^:
指だけ・手だけ・腕だけで施術しようとすると圧はかかりませんので、やはり講義でしつこく言われたとおり体重移動で施術するのが一番です。
必要なのは「力」でなくて「圧」。
ここをまず体感して理解できると、実際施術がしやすくなるのではないかなぁと思います。
クライアントさんにも自分にも負担がない施術がよい施術なのです。(´ω`*)