アトピー性皮膚炎での好転反応は、ときとしてかなりひどく現れるため、いくら前もってご説明していても、受容できない方も多いです。反応が辛いがためにトリートメントがイヤになってしまうこともあります。わが妹のように。
すべて飲水で解消することなのですが、アトピーやしゅさなどの皮膚アレルギー性疾患の方の多くは、水が飲めません。また水が飲めたとしてもよくない生活習慣を変えられなかったり、・・・・・そうです。とにかく頑固で人の言うことに耳を貸さないタイプの方が多いのが特徴です。
こうでなければいけない、こうあるべき、これでなければ無理、みたいな、マイルールの決め付けというか、それは絶対譲らないし、応用がきかないというか、きかさないというか・・・。^^;臨機応変という言葉があてはまりにくいことが多いです。
妙な芯の強さがあることが多いですね。そう、「頑固」という言葉がぴったりだと思います。
これは否定しているわけではなく、単なる性格傾向、ということ。けして悪いことではありませんし、それがいけないわけでもありません。ただ、こういう性格傾向である自分をも認められない方が多いのも特徴です。
以前ディポジットによる性格分類?を書きましたが、それがいけないのでも短所というわけでもなく、そういう自分を認めることができるかどうかが問題なのです。
長所は短所であり、短所は長所でもあります。コンプレックスは最大の魅力、という言葉通り、実際それは事実ですし、それを認めて、生かすこと。つまりそこがとても重要なんですが、こうした頑固な性分であるご自身をも認められない、つまり、自分を否定する。これでは身体も脳もバランスを崩してしまいます。
素直な心に素直な身体がついてきます。逆もまたしかりです。
人間本来素直なものなんです。
だからよいところも悪いところも認めて自分自身を愛してあげる。イヤな自分にフタをして見ないようにしていると、それが身体にも現れます。つまり不調があっても気づかない・気付かないふりを自然にしてしまうわけです。そして病気になる。
しかし、自分のよいとこも悪いとこもひっくるめて自分であることを認めて、素直に受け入れてあげると、脳が素直に働くので、身体も素直に働きます。これは最大にして最良の健康法ではないでしょうか。。
そしてこれは誰にもどうにもしてあげられません。ご本人の意思ひとつ。
好転反応はつらいものです。それは充分わかっています。
しかしそういう時にこそ!の必要な生活指導を守れなかったり、ご自身のまちがった生活習慣がまねいている結果である今の症状というのを理解せず、ご自分の悪習慣を頑として変えないとか。。。
まるで「よくなりたくない」かのようにふるまってしまう方が多いです。
まさに手放せない・・・状態。やはり肺経ディポジットのなせる技でしょうか。(苦笑)
さて肝心な好転反応時のトリートメント。反応がでている間は1週間あけなくても大丈夫です。
そしてわたし的な症例経験から参りますと、好転反応時は特にディポジットをしっかり流す。これにつきます。
時間めいっぱいマックス1時間を最大限に生かしてトリートメントします。
神経叢バランシングは効果が高いコロンリンクで代用します。神経叢バランシングとコロンリンクの両刀使いではToo Muchなので、効果がより大きいコロンリンクを選択して使用します。(わたしは全てのトリートメントにおいて神経叢バランシングをコロンリンクに変えています。)
そして、どんどん水を飲んでどんどんおしっこをしていただく。口が渇いているときは身体にお水が足りていないときのサインですので、それをリトマス紙代わりにして、ぬるいお水を飲んでいただくよう指導します。
口渇感がきつそうなのがこちらの観察でわかるとき、(これは唇の乾燥・粘膜や皮膚の状態で解るのですが、)ポカリスエットやアクエリアスなど浸透性のよいスポーツドリンクを1日500~1000mlをおすすめします。
あとは状態にあわせてさまざまな生活指導をしますが、まぁ、、それは病院での退院指導でもそうですが・・・。まぁなかなか聞いてくださってない方が多いみたいです。
聞いてくださってる方は次のトリートメントの状態なり効果なりで必ず現れますので、すぐわかります。
「言われたとおりやってるんですけど・・・」
言い訳がましくおっしゃられる場合のほとんどは、わたしが言ってる半分聞いてくださってればいいほうかと思います・・・。^^;