「手はセラピストの心を映す鏡」
先日の記事で、書いた一言ですが。。。(確か以前にも書いてるのですが・・)
例えばセラピストの具合が悪ければ、それは手を介して不快な思いで伝わってきますし。
イライラしながら施術されれば、それもモロに伝わります。
邪気満載のグレーオーラをまとったセラピストが担当とわかるや否や「やっぱり今日はやめます!」とダッシュで帰ってきたこともあるくらい、不健康で機嫌が悪そうで、なにより優しくなさそうなセラピストに、わたしは触れられたくありません。というか実際触れられてはいけないんです!(笑)
これは、わたしも人に触れるのが仕事ですので、セルフケアの大事な一環。
人様に触れるわたしが、誰かに汚染されてはいけないわけなので、これは大事な自己防御。汚染と言うと・・・えんがちょみたいでひどい言い方ですが、いや、汚染です・・・。ごめんなさい。。。セラピストにとってはえんがちょです・・・。多かれ少なかれ邪気がない方というのはほとんどいないですけれど、それを人にくっつけて楽になるようなタイプの方もいますのでね・・・。
最近では手以前に、その方の雰囲気・オーラでいろんなことが十分わかってしまいますので、「あ~触られたくないナ・・・」って思うときはなんやかんや理由をつけてご遠慮してしまいます。。もしくはあえて自分で理由などつけなくても、どうしても触れられない状況になります。。。予定がどうやっても合わないとか、そういう感じで。多分うまく守られてるんでしょうねぇ。。。
一見優しそうでも、触れられたらいい手じゃなかった、場合は要注意かもしれません。
手は必ずこころを現します。
それは表面だけとりつくろっても無理なこと。
上辺だけの優しさ、表面的な優しさ、言葉だけの優しさ・・・すっと当てられた「手」のタッチだけで、それが本当か嘘かがわかります。
自分の心も身体もクリアに健康に。そして思いやりで満たしておくこと。そんな手にお客様はついてきてくださるのだと思います。もちろん器質的に手だけよくても無理でしょう。技術も知識も経験もなければいけません。なにより客観的観察力というのも必要です。そのときトリートメントをただこなすだけでは、誰もリピートしません。
単品だけでは集客が難しい、最近そんな声をちらほら聞きますが、目先の客数だけ、売上だけを追うようなやり方では、確かに色々難しいかもしれませんね・・・。
まずは初心に返ってみると、よいかもしれません。
また、このトリートメントは講座において手技とメソッドを教わりますが、トリートメントとしての本質は施術を重ねなければわからないことが多く、実際ただむやみに施術を重ねていてもたどりつけないことがあります。
ロネが「個人の色が出せるトリートメント」と言っていた意味が今更よくわかる今日この頃です。